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アイテム
水溶液中における(+)-カテキンの水溶化2,2-ジフェニル-1-ピクリルヒドラジル(DPPH)ラジカル消去活性
https://repo.qst.go.jp/records/76149
https://repo.qst.go.jp/records/76149ad0bcbac-dfb8-4deb-8b29-b29f0c9382e6
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2019-05-21 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 水溶液中における(+)-カテキンの水溶化2,2-ジフェニル-1-ピクリルヒドラジル(DPPH)ラジカル消去活性 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
中西, 郁夫
× 中西, 郁夫× 荘司, 好美× 小澤, 俊彦× 大久保, 敬× 福原, 潔× 松本, 謙一郎× Nakanishi, Ikuo× Shoji, Yoshimi× Ozawa, Toshihiko× Ohkubo, Kei× Matsumoto, Kenichiro |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 抗酸化物質のラジカル消去活性は、溶媒やpH、金属イオンの有無など、反応環境の影響を大きく受けることが知られている。一方、抗酸化物質のラジカル消去活性評価には2,2-ジフェニル-1-ピクリルヒドラジル(DPPH)ラジカルが頻用されている。しかし、DPPHラジカルは水にまったく溶けないため、水溶液中で用いるためにはエタノールなどの共溶媒が必要となり、pHの正確な制御が困難であった。そこで我々は、DPPHラジカルの水溶化を試み、β-シクロデキストリンを用いることでDPPHラジカルを水溶化することに成功した。本研究では、この水溶化DPPHラジカルを用い、代表的なフラボノイド系抗酸化物質の一つである(+)-カテキンの水溶液中におけるDPPHラジカル消去活性を速度論的に検討した。リン酸緩衝液(0.05 M,pH 6.1〜8.1)中、ユニソクRSP-1000-02NM型ストップトフロー分光測定装置を用い、DPPHラジカルに由来する527 nmの吸光度の経時変化から、(+)-カテキンとDPPHラジカルとの二次反応速度定数(k)を決定した。得られたk値はpHの上昇に伴って増大することが分かった(k = 6.0 × 10 (pH 6.1),1.6 × 10(2) (pH 6.4),5.5 × 10(2) (pH 7.0),8.7 × 10(2) (pH 7.2),2.2 × 10(3) (pH 7.7),5.3 × 10(3) (pH 8.1) M(-1) s(-1))。水の代わりに重水を用いてリン酸緩衝液を調製し、速度論的同位体効果についても検討を行ったので併せて報告する。 | |||||
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 第72回日本酸化ストレス学会学術集会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2019-06-27 | |||||
日付タイプ | Issued |