WEKO3
アイテム
(+)-カテキンの水溶化有機ラジカル消去速度に及ぼすpHの効果
https://repo.qst.go.jp/records/74921
https://repo.qst.go.jp/records/74921152226c1-877b-4262-ba4f-ad8c05a07ca0
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2018-12-03 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | (+)-カテキンの水溶化有機ラジカル消去速度に及ぼすpHの効果 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
中西, 郁夫
× 中西, 郁夫× 大久保, 敬× 小澤, 俊彦× 福原, 潔× 松本, 謙一郎× Nakanishi, Ikuo× Ohkubo, Kei× Ozawa, Toshihiko× Matsumoto, Kenichiro |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 【目的】フラボノイド系抗酸化物質は優れたラジカル消去活性を示すが、その詳細な反応機構には不明な点が多く残されている。我々は以前に、抗酸化物質の活性評価に頻用される2,2-ジフェニル-1-ピクリルヒドラジル(DPPH)ラジカルをβ-シクロデキストリン(β-CD)によって水溶化することに成功した。1) そこで本研究では、(+)-カテキンによる水溶化DPPHラジカルの消去反応におけるpHの効果について検討した。 【実験】DPPHラジカルとβ-CDの固体混合物に沸騰水を加え、室温に下がるまで攪拌した後、その懸濁溶液を孔径0.22 µmのメンブレンフィルターでろ過することによりDPPHラジカル水溶液を得た。反応はユニソクRSP-1000-02NM型ストップトフロー分光測定装置を用いて追跡した。 【結果および考察】リン酸緩衝液(0.05 M, pH 7.2)中、25℃で、(+)-カテキンと水溶化DPPHラジカルを混合すると、DPPHラジカルに由来する527 nmの吸収の減少が観測された。これは(+)-カテキンがDPPHラジカルを効率良く消去したことを示している。527 nmの吸光度の経時変化を速度論的に解析することにより、この反応の二次反応速度定数(k)を8.7 × 10(2) M(-1) s(-1)と決定した。他のpHでも同様にしてk値を決定した。その結果、pHが高くなるにしたがってk値が大きくなることが明らかとなった。 1. Nakanishi I., et al., Chem. Commun. 51, 8311 (2015). |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本薬学会第139年会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2019-03-21 | |||||
日付タイプ | Issued |