WEKO3
アイテム
Atm欠損マウスにおける胸腺リンパ腫の発生経路
https://repo.qst.go.jp/records/68642
https://repo.qst.go.jp/records/68642918d0028-61bf-4bed-b77c-8de435ef3f81
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2006-09-11 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Atm欠損マウスにおける胸腺リンパ腫の発生経路 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
石井, 洋子
× 石井, 洋子× 辻, 秀雄× 東, 智康× 巽, 紘一× 古瀬, 健× 久保, ゑい子× 野田, 攸子× 石井 洋子× 辻 秀雄× 東 智康× 巽 紘一× 古瀬 健× 久保 ゑい子× 野田 攸子 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 我々は、Rag2欠損、scid、およびRag2欠損scid二重変異マウスを用いて胸腺リンパ腫の発生に働くがん遺伝子Notch1の変異を調べ、Rag依存性不正V(D)J組換え、およびRag非依存性微小相同配列対合末端結合の2経路により変異することを報告した。今回、胸腺リンパ腫を早期に自然発生するAtm欠損マウスにおいてもRag2が関与するかを検討したので報告する。[材料および方法]Atm欠損(C3H)とRag2欠損 (BALB/c)マウスの交配によって得られた野生系統、Atm欠損、Rag2欠損およびRag2Atm二重欠損マウス、各群50匹以上を非照射あるいは2Gyの放射線で照射し、胸腺リンパ腫の発生を調べた。サザン法およびゲノムPCRによりNotch1遺伝子の変異頻度および変異様式を解析した。[結果および考察]野生系統、Rag2欠損、Atm欠損、Rag2Atm二重欠損マウスにおける胸腺リンパ腫の発生頻度は、放射線照射によりそれぞれ自然頻度0%から0%、39%から41%、74%から82%、55%から67%と増加したが、いずれにおいても照射による増加に有意差は認められなかった。Rag2欠損マウスは自然および放射線誘発胸腺リンパ腫を好発した。Atm欠損マウスにおける放射線誘発胸腺リンパ腫の頻度はRag2Atm二重欠損マウスと同等であったが、カプランマイヤー法で比較すると、Atm欠損マウスの腫瘍発生はRag2Atm二重欠損マウスに比べ明らかに早かった。以上より、Atm欠損マウスの胸腺リンパ腫発生経路に、Rag依存性経路とRag非依存性経路が存在すると推定された。放射線誘発胸腺リンパ腫におけるNotch1遺伝子の変異頻度は、Rag2、Atm、およびRag2Atm二重欠損マウスでそれぞれ30%、56%、46%であり、Rag2欠損マウスで低い傾向があった.変異様式の解析により変異誘発におけるAtm遺伝子の関与を報告する. | |||||
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本放射線影響学会第49回大会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2006-09-08 | |||||
日付タイプ | Issued |