WEKO3
アイテム
重粒子線によるDNA損傷に対するアミノ酸の保護効果
https://repo.qst.go.jp/records/66521
https://repo.qst.go.jp/records/66521bbeecd35-3618-49ef-b8fb-0b1ec3aa22e8
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2017-11-17 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 重粒子線によるDNA損傷に対するアミノ酸の保護効果 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
余語, 克紀
× 余語, 克紀× 村山, 千恵子× 前山, 拓哉× 平山, 亮一× 松本, 謙一郎× 石山, 博條× 小澤, 修一× 早川, 和重× 永田, 靖× 余語 克紀× 村山 千恵子× 前山 拓哉× 平山 亮一× 松本 謙一郎× 早川 和重× 永田 靖 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 【背景・目的】D-メチオニンは硫黄を含むアミノ酸の一種であり、重粒子線照射時にマウスの唾液腺に対して、明白な副作用なく、放射線防護効果を示す。本研究では、他に有望なアミノ酸がないか調べるため、まず重粒子線誘発DNA損傷に対するアミノ酸の保護効果を調べ、メチオニンと比較した。 【方法】重粒子線によるDNA損傷を、 プラスミド DNAの形状変化からDNA電気泳動法によって定量化した。DNA溶液にアミノ酸を加え、重粒子線を照射した(放射線医学総合研究所HIMAC, 炭素イオン線 290MeV/u)。アミノ酸は、システイン(Cys)、 トリプトファン(Trp)、 メチオニン(Met)、 フェニルアラニン(Phe)、 バリン(Val)、 アラニン(Ala)をテストした。緩衝溶液は、トリスとリン酸緩衝溶液を用いた。 【結果・考察】重粒子線誘発のSSBに対する保護効果は、Ala < Val < Met < Phe ~ Trp < Cys の順であった。DSBに対する保護効果は、Ala < Val < Met < Phe ~ Cys < Trpであった。SSBおよびDSBに対するG値とアミノ酸のOHラジカルの消去能力との間に相関が見られた。これらのデータは、重粒子線誘発のプラスミドDNA損傷に対するアミノ酸の保護効果が、OHラジカルの消去作用で説明できる可能性を示唆していた。 【結論】メチオニンと同様に、トリプトファン、システイン、フェニルアラニンは、重粒子線誘発のプラスミドDNA損傷に対して保護効果を示した。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本放射線影響学会第60回大会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2017-10-25 | |||||
日付タイプ | Issued |