ログイン
言語:

WEKO3

  • トップ
  • ランキング
To
lat lon distance
To

Field does not validate



インデックスリンク

インデックスツリー

メールアドレスを入力してください。

WEKO

One fine body…

WEKO

One fine body…

アイテム

  1. 学会発表・講演等
  2. 口頭発表

コメント「先進ダイバータとタングステンダイバータの課題」

https://repo.qst.go.jp/records/66390
https://repo.qst.go.jp/records/66390
14325684-d8e4-4f84-8516-00a3ad11d54d
Item type 会議発表用資料 / Presentation(1)
公開日 2017-08-25
タイトル
タイトル コメント「先進ダイバータとタングステンダイバータの課題」
言語
言語 jpn
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f
資源タイプ conference object
アクセス権
アクセス権 metadata only access
アクセス権URI http://purl.org/coar/access_right/c_14cb
著者 嶋田, 道也

× 嶋田, 道也

WEKO 653239

嶋田, 道也

Search repository
嶋田 道也

× 嶋田 道也

WEKO 653240

en 嶋田 道也

Search repository
抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 原型炉ダイバータは、極めてチャレンジングで高リスクな課題である。というのはJT-60やJETなどの現行装置に比べ、原型炉は約2倍以上の定常熱負荷、一桁以上の非定常熱負荷を受けるからである。そこで二つの選択肢が考えられる。ひとつはITER方式の延長ないし改良を行うこと、もうひとつは斬新な方式を開発することである。ITER方式を基盤にするのであれば、ディスラプション・ELMの完璧な対策を車の両輪のようにセットで開発すべきである。ディスラプション・ELMの熱負荷で現行装置ではタングステンは溶融しないが、原型炉では溶融し、再固化後表面に凹凸が発生し、割れやすくなるなど、後の運転が困難になる。そのため、神経回路網など学習が必要なディスラプション予測法や、多くの試行錯誤が必要なELM低減法は原型炉には適用できないことを特記すべきである。斬新な方式ではディスラプション・ELMに耐えるダイバータを開発の目標とすべきである。放射冷却は、高パワー領域で効率が低下する。そのため高パワーを伴う原型炉では、放射冷却に頼りすぎると、必要となる不純物量が過剰となり、炉心との整合性を確保することが困難になる。
液体金属は、対流させることにより高パワーを除去でき、ディスラプション・ELMの後の回復が速いという可能性を持っているが、まだ開発の初期的段階にあり、流動の原理検証、腐食の対策、炉心との整合性など、これから取り組むべき課題が山積しており、とても数年のR&Dでは結論は出ない。当面最大の課題は、資金と人員の確保である。
タングステンが炉心と整合するかどうかを示すためには、原型炉のパラメータ、たとえばグリーンワルド密度の1.2倍の炉心密度において、ディスラプションがほとんどの場合(2年に1度程度の例外を除いて)充分緩和される、アルゴン密度が炉心密度の0.5パーセント、高いセパラトリックス密度、閉じ込め性能が比例則の1.3倍などを、実験データベースに基づいて示すことが必要であるが、そのようなデータはまだない。言い換えれば、炉心との整合性を示すには、相当の努力と工夫が必要である。このように、ITER路線にしても極めて高いリスクがあることを考慮すると、拙速に一案に絞ることは難しい。数年程度のR&Dでは結論は出ない。
まとめると、ITERの既定路線の極めて高いリスク(材料の割れ、炉心との整合性、ディスラプション・ELMの影響)を鑑みると、現時点で候補をひとつに絞ることは難しい。既定路線に並行して、斬新な先進ダイバータ開発とディスラプション・ELM対策の開発を進めることが不可欠である。
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等)
内容記述タイプ Other
内容記述 核融合原型炉開発に向けたアクションプラン説明会
発表年月日
日付 2017-08-03
日付タイプ Issued
戻る
0
views
See details
Views

Versions

Ver.1 2023-05-15 20:49:29.994162
Show All versions

Share

Mendeley Twitter Facebook Print Addthis

Cite as

エクスポート

OAI-PMH
  • OAI-PMH JPCOAR 2.0
  • OAI-PMH JPCOAR 1.0
  • OAI-PMH DublinCore
  • OAI-PMH DDI
Other Formats
  • JSON
  • BIBTEX

Confirm


Powered by WEKO3


Powered by WEKO3