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アイテム
Scidマウスにおける放射線誘発胸腺リンパ腫の線量効果関係
https://repo.qst.go.jp/records/61704
https://repo.qst.go.jp/records/61704748fc576-77f2-4d64-8117-f478459169fd
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2006-08-03 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Scidマウスにおける放射線誘発胸腺リンパ腫の線量効果関係 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
石井, 洋子
× 石井, 洋子× 小林, 森× 西村, まゆみ× 島田, 義也× 荻生, 俊昭× 辻, 秀雄× 石井 洋子× 西村 まゆみ× 島田 義也× 荻生 俊昭× 辻 秀雄 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | ScidマウスはDNA-PKcsの自然突然変異を持ち、DNA二本鎖切断修復活性が低く放射線感受性であって、放射線照射によって高率に胸腺リンパ腫を発生する。生後8週で0.05から3Gyのγ線一回照射で、scidマウスの胸腺リンパ腫発生線量効果関係を得た。0.1Gy以下では自然発生率(35.5%)と比較して有意差がなかったが、0.25Gy以上で有意に腫瘍発生が増加し、2Gyで80.6%まで増加した。線量効果曲線においては二次多項式がよくあてはまった。野生型C.B-17マウスでは1Gy以下で有意な胸腺リンパ腫発生は認められず、5Gyで最大値12.5%であった。DNA-PKcsはさまざまな臓器の放射線障害修復反応に関与しているので、種々の放射線誘発腫瘍発生が期待される。1-3Gyの範囲でscid homozygotes、 同heterozygotes、野生型マウスについて発癌スペクトラムをしらべ、組織学的検索を行なった。カプラン・マイヤー法による統計的解析の結果、照射依存的に発生した胸腺リンパ腫、卵巣顆粒膜細胞腫、肝上皮性細胞腫、肺腺癌のうち、scidマウスに特異的なものは胸腺リンパ腫のみであった。これらの胸腺リンパ腫以外の放射線依存性腫瘍発生にはDNA-PKcs欠失は関与しない結果を得た。Scidマウスについて、癌遺伝子Notch1 の変異がある胸腺リンパ腫の割合は線量によらずほぼ53-73%であって、Notch1 は胸腺リンパ腫発生に関与する重要な遺伝子のひとつであった。 | |||||
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 第47回日本放射線影響学会大会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2004-11-27 | |||||
日付タイプ | Issued |