WEKO3
アイテム
ヒト正常細胞における放射線誘導遺伝子の網羅的スクリーニング
https://repo.qst.go.jp/records/61550
https://repo.qst.go.jp/records/615500aecaa27-b867-48f5-b6a0-56591ea81276
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2006-06-28 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | ヒト正常細胞における放射線誘導遺伝子の網羅的スクリーニング | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
藤森, 亮
× 藤森, 亮× 岡安, 隆一× 石原, 弘× 吉田, 聡× 笠井, 清美× 野島, 久美恵× 海老沢, 悟× 高橋, 千太郎× 藤森 亮× 岡安 隆一× 石原 弘× 吉田 聡× 笠井 清美× 野島 久美恵× 海老澤 悟× 高橋 千太郎 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | (目的)環境中の放射線の安全管理、放射線の生体への影響や人体へのリスクを評価するために、ヒト体細胞の放射線に対する生体応答を詳細に観察する事は重要である。近年、ヒトではゲノムDNA塩基配列決定が終了し、遺伝子発現の変化を網羅的なゲノムアプローチによって検出することが可能になっている。安全研究当センターでは、高精度網羅的遺伝子発現解析法(HiCEP法)を適用し、ヒト体細胞のプライマリー培養系を用いた放射線関連遺伝子のスクリーニングを行った。 (方法)ヒト胎児肺繊維芽細胞(HFLIII)は、継代数10、T75フラスコにコンフルエントの状態(107個、G1期細胞は95%)で使用した。X線による照射を0.01 Gy、0.1 Gy(線量率 0.06 Gy / min)および2.0 Gy、4.0Gy(線量率 1.0 Gy / min)により行い、非照射対照とそれぞれの照射直後、2時間、4時間の時点でトータルRNAを抽出し、HiCEP遺伝子発現プロフィールを作成した。 (結果)一サンプル当たり約30,000の遺伝子発現ピークからなるプロファイルが得られた。各サンプルについて同一のRNA試料から2回の独立の解析操作によって得られた2つのプロフィールの比較から、データの再現性は極めて良好と判断された。CDKN1A(p21)遺伝子のピークは2.0 Gyおよび4.0 Gyの放射線照射により4時間までに4倍の増加を示して、いた。0.01 Gy, 0.1Gyの低線量照射でも1.5倍に発現が増加することを見いだした。の増加が見られた。この結果に基づいて、特にCDKN1Aと発現レベルが同程度で、遺伝子発現変動の変化率が1.5倍以上のものを対象に、様々な視点からサンプル間のデータ比較解析を進めている。4.0 Gyの放射線により、0,2,4時間の時系列で増加し続ける10個の遺伝子について、5つの転写産物(うち放射線誘導が知られている3個)の他にも、3個のヒトゲノム非コード領域の転写が示唆されており、現在これらの確認を行っている。(HiCEP法は放医研の安倍らが開発し、現在(株)メッセンジャヤースケープ社が受託している遺伝子発現解析法の登録商標である)。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本放射線影響学会第47回大会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2004-11-27 | |||||
日付タイプ | Issued |