WEKO3
アイテム
蛍光飛跡検出器(FNTD)を用いたSPICEマイクロビームのビームサイズの計測
https://repo.qst.go.jp/records/85761
https://repo.qst.go.jp/records/85761b880e847-d6bf-446d-a7ba-82d97d99337f
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2022-03-26 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 蛍光飛跡検出器(FNTD)を用いたSPICEマイクロビームのビームサイズの計測 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
大澤, 大輔
× 大澤, 大輔× 小林, 亜利紗× 及川, 将一× 小西, 輝昭× Daisuke, Ohsawa× Alisa, Kobayashi× Masakazu, Oikawa× Teruaki, Konishi |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 量研機構の単一細胞単一粒子線照射装置SPICEは磁場収束型の3.4 MeV陽子線垂直マイクロビームシステムである。SPICEを用いたこれまでの研究から、マイクロビームの放射線生物効果はその線量の局所集中性によりブロードビームのそれとは異なることが分かってきた。以前に、我々はSPICEマイクロビームのビームサイズはプラスチック飛跡検出器CR-39を用いて直径約2 μmと報告したが、陽子線飛跡の集中によるエッチピットの重なりからビームサイズの計測、それによる細胞内局所線量分布の評価に限界があることも判明した。この限界を克服するべく、我々は蛍光飛跡検出器FNTDを用いてSPICEのマイクロビームサイズを高精度に測定しその照射粒子数依存性(1箇所あたり7~1000個)を評価した。FNTD内の陽子線飛跡の蛍光スポットを共焦点レーザー顕微鏡で侵入深さ方向に撮像し画像解析することで、FNTDはCR-39に比べ高い空間分解能と高い検出感度を持つことを示した。最終的に、SPICEマイクロビームのビームサイズは1箇所あたりの照射粒子数に依存して2.0 × 1.5 から 3.1 × 2.4 μmと評価された。この結果は収束から外れた陽子線成分がビームサイズの広がりに寄与していることを示唆している。本研究を通じて、FNTDと画像処理技術により、広範囲のマイクロビーム強度でマイクロビームサイズの高分解能測定が可能であることを実証した。 | |||||
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 第34回固体飛跡検出器研究会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2022-03-26 | |||||
日付タイプ | Issued |