WEKO3
アイテム
担体へのイオン照射による炭素担持Pt触媒の酸素吸着状態変化
https://repo.qst.go.jp/records/85359
https://repo.qst.go.jp/records/8535975ee4ecd-d529-4e7d-a548-c0adce474bdf
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2022-03-16 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 担体へのイオン照射による炭素担持Pt触媒の酸素吸着状態変化 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
岡崎, 宏之
× 岡崎, 宏之× 出崎, 亮× 越川, 博× 松村, 大樹× 池田, 隆司× 山本, 春也× 八巻, 徹也× Hiroyuki, Okazaki× Akira, Idesaki× Hiroshi, Koshikawa× Takashi, Ikeda× Shunya, Yamamoto× Tetsuya, Yamaki |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 燃料電池の普及に向けて炭素担持Ptナノ粒子触媒の酸素還元反応(ORR)活性向上が求められているが,我々のグループでは炭素担体を模擬したグラッシーカーボン(GC)基板へのArイオン照射によってORR活性が,未照射試料に比べて2.5倍に向上することを見いだした。このイオン照射によるORR活性向上メカニズム解明に向けて,本研究ではORR初期過程の酸素吸着に着目し,酸素雰囲気でのin situ XAFS測定を行った。水素還元直後の純粋Pt状態と酸素暴露状態を観測し,酸素暴露前後のXAFSスペクトルの差分からPtナノ粒子の酸素吸着状態のみを導出し,照射試料と未照射試料を比較した。先行研究からPtへの酸素吸着(Pt-O)に起因するピークを同定し,そのピーク位置を比較すると,照射試料の方が0.7 eV低エネルギーシフトしていることが分かった。これはPt-O反結合性準位の低下を意味するため,反結合準位への電子充填が起こりやすくなることでPt-Oが弱結合化して酸素離脱が容易に変化していることが分かった。欠陥導入によるPt-Oの弱結合化の起源を解明するために、分子動力学計算で導いた酸素吸着状態との比較を行った。欠陥導入によってPt 5d軌道とのC 2p軌道との混成が変わり(=担持状態変化),酸素吸着様式が変化することで,吸着酸素2p軌道とPt 5d軌道の混成が弱くなってPt-Oが弱結合化することが分かった。 | |||||
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 電気化学会第89回大会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2022-03-17 | |||||
日付タイプ | Issued |