WEKO3
アイテム
DNA二本鎖切断修復機構NHEJがRhizobium radiobacter による遺伝子導入に与える影響
https://repo.qst.go.jp/records/78355
https://repo.qst.go.jp/records/78355323857c0-26bf-4516-81a3-9c5c599035b5
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2019-10-09 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | DNA二本鎖切断修復機構NHEJがRhizobium radiobacter による遺伝子導入に与える影響 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
中嶋友里絵
× 中嶋友里絵× 岡田真希× 柴田晴菜子× 大野豊× 乾秀之× 田中秀逸× 吉原亮平× Ono, Yutaka |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | Rhizobium radiobacter (R. radiobacter) は、植物に対して根頭癌腫病を引き起こすグラム陰性土壌細菌である。この細菌はTi-plasmidを持ち、感染時にTi-plasmid上のT-DNA領域を植物の染色体DNAに組込む性質がある。R. radiobacterは、植物染色体DNAにT-DNAを挿入するために、宿主植物のDNA二本鎖切断(DSB)修復機構を利用していると考えられている。T-DNA挿入に関わるDSB修復経路として、non-homologous end joining(NHEJ)、homologous recombination(HR)、そしてalternative end joining(alt-EJ)などが考えられるが、それらの中でどれが主要な経路であるかは明らかでない。 本研究では、シロイヌナズナの野生株およびNHEJ欠損株に対し、R. radiobacter によるT-DNAの導入を行い、植物染色体DNAにおけるT-DNA挿入位置のleft border(LB)側接合部位をアダプターPCRにより解析することで、T-DNA挿入に関わるDSB修復経路を検討した。 染色体DNAとLBの接合部位は、filler DNA型、0-1 bpマイクロホモロジー型、≥2 bpマイクロホモロジー型の3種類に分類することができた。これらの接合型の割合は野生株とNHEJ欠損株で差が見られなかったが、filler DNA配列内またはその近傍で見られるdirect repeatおよびinverted repeat配列が、NHEJ欠損株において長い傾向があった。また、NHEJ欠損株ではT-DNAのLB側の挿入が転写開始位置の近くで起こる頻度が高かった。これらのことから、NHEJはfiller DNAの形成に加え、染色体DNA全体へのランダムなT-DNAの挿入に関与することが示唆された。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 第42回日本分子生物学会年会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2019-12-05 | |||||
日付タイプ | Issued |