ログイン
言語:

WEKO3

  • トップ
  • ランキング
To
lat lon distance
To

Field does not validate



インデックスリンク

インデックスツリー

メールアドレスを入力してください。

WEKO

One fine body…

WEKO

One fine body…

アイテム

  1. 学会発表・講演等
  2. 口頭発表

炭素イオン線照射における腕神経叢の耐容線量を検討する研究

https://repo.qst.go.jp/records/76050
https://repo.qst.go.jp/records/76050
c1874fcf-36f5-4926-bddd-d5bc564563f9
Item type 会議発表用資料 / Presentation(1)
公開日 2019-06-14
タイトル
タイトル 炭素イオン線照射における腕神経叢の耐容線量を検討する研究
言語
言語 jpn
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f
資源タイプ conference object
アクセス権
アクセス権 metadata only access
アクセス権URI http://purl.org/coar/access_right/c_14cb
著者 野元, 昭弘

× 野元, 昭弘

WEKO 762638

野元, 昭弘

Search repository
深堀, 麻衣

× 深堀, 麻衣

WEKO 762639

深堀, 麻衣

Search repository
中嶋, 美緒

× 中嶋, 美緒

WEKO 762640

中嶋, 美緒

Search repository
兼松, 伸幸

× 兼松, 伸幸

WEKO 762641

兼松, 伸幸

Search repository
山本, 直敬

× 山本, 直敬

WEKO 762642

山本, 直敬

Search repository
Nomoto, Akihiro

× Nomoto, Akihiro

WEKO 762643

en Nomoto, Akihiro

Search repository
Fukahori, Mai

× Fukahori, Mai

WEKO 762644

en Fukahori, Mai

Search repository
Nakajima, Mio

× Nakajima, Mio

WEKO 762645

en Nakajima, Mio

Search repository
Kanematsu, Nobuyuki

× Kanematsu, Nobuyuki

WEKO 762646

en Kanematsu, Nobuyuki

Search repository
Yamamoto, Naoyoshi

× Yamamoto, Naoyoshi

WEKO 762647

en Yamamoto, Naoyoshi

Search repository
抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 2. 研究の目的とバックグラウンド
本研究は、炭素イオン線照射における腕神経叢の耐用線量を明らかにすることを目的とする。肺尖部肺腫瘍への炭素イオン線治療では、有害事象として腕神経叢障害(上肢の麻痺、感覚障害)をきたすことがある。不可逆的な障害であり、患者の生活の質に深刻な影響を残すが、照射線量ごとの障害発生リスクは定量化されていない。照射に伴う腕神経叢障害はX 線治療でも報告はされているが、腕神経叢の出現期間について明確な定義はない。
3. 研究内容
本研究では、炭素イオン線治療における腕神経叢障害の有無を定義するための観察期間、及び線量-有害事象関係について、検討することを目的とした。
当院の臨床試験データベース(AMIDAS)および診療録の線量分布画像を元に、1994 年11 月以降に当院で肺・縦隔に対する炭素イオン線治療を実施した全症例から、標的が腕神経叢に近いと判断された症例238例を抽出した。
腕神経叢障害を来す線量を評価するには、まず各症例で腕神経叢障害を来したかどうかを定義する必要がある。腕神経叢障害はAMIDAS の登録項目ではない。そこで腕神経叢障害の有無を診療録や電話追跡により確認し、腕神経叢障害の発生時期について検討した。
また、治療時の線量分布について、標的外の線量を評価するには線量分布の再計算が必要であることが判明した。これは飛程の不確定性補償のために、腫瘍の動きを加味して線量計算に使用する画像について、Target 内Boxel を上下5mm のCT 値の最大値に置換するコピー&ペースト処理を実施していたことによる。確実に標的をカバーするには有用な手法だが、腫瘍周囲の線量は過小評価するため、処理前のCT を用いて線量を再計算した上で、腕神経叢線量の評価が必要と考えられた。評価対象となる症例の大半は治療計画においてHIPLAN で、一部Xio-N で線量計算を実施していた。
すべてのプランをXio-N での再計算可能か検討の上で、実際の治療時のプランの再現が困難なため、臨床で使用した治療計画機で再計算を行った。
プラン再現のため、実臨床に用いた治療計画用CT(コピー&ペースト処理済み)とターゲットデータを用いて治療時のプランを再現した。作成したプランを処理前のCT 上で線量計算を実施し、腕神経叢を定義して腕神経叢の線量体積ヒストグラム(DVH)データを取得した。得られたDVH データをASCII ファイルで出力し、Microsoft Excel 上で描出した。
腕神経叢の囲いについては、RTOG の腕神経叢アトラス1 を使用した。
4. 今年度の研究成果と解析結果
腕神経叢障害の有無について、2006 年11 月から2016年10 月までに照射を完遂した現在までに確認し、線量分布から腕神経叢近傍に照射されたと判断した131 例において、運動障害を5 例(脱力2 例、麻痺3 例)で、感覚のみの障害を4 例で確認された。観察期間は2~131ヶ月、観察期間中央値は40 ヶ月、平均観察期間は44.9 ヶ月であった。
腕神経叢障害の出現までの期間は照射終了から1~36 ヶ月後であった。
まず有害事象を来した症例から再計算を実施した。6例で再計算を実施し、腕神経叢を囲ってDVH を得た。体積及び線量に関して、より多く、より広く照射された場合で運動障害が出現する傾向が確認できた。本研究の目的の実現に必要な解析手法が確立できた。
5. 今後の研究の展望
さらに過去の症例についても腕神経叢障害の出現の有無について追跡を勧め、腕神経叢の線量分布、DVHデータから、腕神経叢を来しうるリスクを評価していく。腕神経叢の最大線量、D0.2cc、D1cc、D2cc など、臨床上参考にしやすい指標でのリスク算出を目指す。
観察期間が36、24、12、6 ヶ月を超える症例はそれぞれ74、94、120、126 例であり、実臨床を考えると6ヶ月程度の比較的短い観察期間の症例も含めて、線量を元に腕神経叢出現リスクの解析を実施していくことが望ましい。
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等)
内容記述タイプ Other
内容記述 平成30年度HIMAC共同利用研究成果発表会
発表年月日
日付 2019-04-22
日付タイプ Issued
戻る
0
views
See details
Views

Versions

Ver.1 2023-05-15 18:52:30.520879
Show All versions

Share

Mendeley Twitter Facebook Print Addthis

Cite as

エクスポート

OAI-PMH
  • OAI-PMH JPCOAR 2.0
  • OAI-PMH JPCOAR 1.0
  • OAI-PMH DublinCore
  • OAI-PMH DDI
Other Formats
  • JSON
  • BIBTEX

Confirm


Powered by WEKO3


Powered by WEKO3