WEKO3
アイテム
蛍光ガラス線量計を用いたIGBTのend-to-endテストの線量検証
https://repo.qst.go.jp/records/75845
https://repo.qst.go.jp/records/7584559ee7ef1-0f3f-4dd6-bc46-115ea21c6704
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
公開日 | 2019-05-20 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 蛍光ガラス線量計を用いたIGBTのend-to-endテストの線量検証 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
中路, 拓
× 中路, 拓× 水野, 秀之× 若森, 彩月× 福田, 茂一× 福村, 明史× 小此木, 範之× 牧島, 弘和× 加藤, 眞吾× Nakaji, Taku× Mizuno, Hideyuki× Wakamori, Satsuki× Fukuda, Shigekazu× Fukumura, Akifumi× Okonogi, Noriyuki× Makishima, Hirokazu× Kato, Shingo |
|||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | [背景・目的] 画像誘導小線源治療(IGBT)は日本を含めた世界各国で普及が進んでいる。アジア原子力協力フォーラム(FNCA)の放射線治療プロジェクトでは、日本が作成したプロトコルに従ったIGBT多施設前向き観察研究が進められている。その品質向上を目指し、本研究では訪問による各施設のIGBT精度評価のために専用設計されたファントムを用意し、これを用いたend-to-endテスト体系の確立を図った。このファントムを用いた現在までの測定結果について報告する。 [方法] End-to-endテストにおけるTPS計算値検証のための実測には蛍光ガラス線量計RGD(AGC、DoseAce; GD-302M)を用いた。End-to-endテストとして、ファントムの設置からCT撮影、プランニング、放射線照射を患者同様のフローで行った。水で満たしたファントムにFletcher-Williamson金属アプリケータを装着し、線量評価点となる左右A点とICRU38に基づく直腸及び膀胱評価点にRGDを設置した。タンデム長は6~7 cm、オボイド間隔は約3 cmとし、日を変えて3回独立に測定を実施した。得られたRGDの測定値とプランニング時の評価点でのTPS計算値を比較した。なお、RGDの校正は放射線医学総合研究所のコバルト照射場(二次線量標準場)で校正を行った。 [結果・結語] RGDによる実測とTPS計算値の差は、A点で-4~3%、直腸で-3~-1%で一致した。ただし、膀胱では6~10%と乖離が大きかった。今回の測定において、RGDの出力としては体積効果や線質・方向依存性などの補正を加えていないため、今後はMonte Carlo計算も含めてその補正を検討している。また、TPS計算にもアプリケータ内の線源位置のずれ等の不確かさが含まれており、それらも含めて妥当な結果であるかを評価していく必要がある。 |
|||||
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 小線源治療部会第21回学術大会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2019-05-17 | |||||
日付タイプ | Issued |