@misc{oai:repo.qst.go.jp:00075845, author = {中路, 拓 and 水野, 秀之 and 若森, 彩月 and 福田, 茂一 and 福村, 明史 and 小此木, 範之 and 牧島, 弘和 and 加藤, 眞吾 and Nakaji, Taku and Mizuno, Hideyuki and Wakamori, Satsuki and Fukuda, Shigekazu and Fukumura, Akifumi and Okonogi, Noriyuki and Makishima, Hirokazu and Kato, Shingo}, month = {May}, note = {[背景・目的] 画像誘導小線源治療(IGBT)は日本を含めた世界各国で普及が進んでいる。アジア原子力協力フォーラム(FNCA)の放射線治療プロジェクトでは、日本が作成したプロトコルに従ったIGBT多施設前向き観察研究が進められている。その品質向上を目指し、本研究では訪問による各施設のIGBT精度評価のために専用設計されたファントムを用意し、これを用いたend-to-endテスト体系の確立を図った。このファントムを用いた現在までの測定結果について報告する。 [方法] End-to-endテストにおけるTPS計算値検証のための実測には蛍光ガラス線量計RGD(AGC、DoseAce; GD-302M)を用いた。End-to-endテストとして、ファントムの設置からCT撮影、プランニング、放射線照射を患者同様のフローで行った。水で満たしたファントムにFletcher-Williamson金属アプリケータを装着し、線量評価点となる左右A点とICRU38に基づく直腸及び膀胱評価点にRGDを設置した。タンデム長は6~7 cm、オボイド間隔は約3 cmとし、日を変えて3回独立に測定を実施した。得られたRGDの測定値とプランニング時の評価点でのTPS計算値を比較した。なお、RGDの校正は放射線医学総合研究所のコバルト照射場(二次線量標準場)で校正を行った。 [結果・結語] RGDによる実測とTPS計算値の差は、A点で-4~3%、直腸で-3~-1%で一致した。ただし、膀胱では6~10%と乖離が大きかった。今回の測定において、RGDの出力としては体積効果や線質・方向依存性などの補正を加えていないため、今後はMonte Carlo計算も含めてその補正を検討している。また、TPS計算にもアプリケータ内の線源位置のずれ等の不確かさが含まれており、それらも含めて妥当な結果であるかを評価していく必要がある。, 小線源治療部会第21回学術大会}, title = {蛍光ガラス線量計を用いたIGBTのend-to-endテストの線量検証}, year = {2019} }