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アイテム
Br を含むDNA 関連分子の内殻電子状態の研究
https://repo.qst.go.jp/records/74691
https://repo.qst.go.jp/records/74691d0c5ec06-988f-4ae5-b4f8-69c24fc5f4ea
| Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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| 公開日 | 2019-03-01 | |||||
| タイトル | ||||||
| タイトル | Br を含むDNA 関連分子の内殻電子状態の研究 | |||||
| 言語 | ||||||
| 言語 | jpn | |||||
| 資源タイプ | ||||||
| 資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
| 資源タイプ | conference object | |||||
| アクセス権 | ||||||
| アクセス権 | metadata only access | |||||
| アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
| 著者 |
平戸, 未彩紀
× 平戸, 未彩紀× 横谷, 明徳× 馬場, 祐治(原子力研究開発機構)× 藤井, 健太郎× Hirato, Misaki× Yokoya, Akinari× Fujii, Kentaro |
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| 抄録 | ||||||
| 内容記述タイプ | Abstract | |||||
| 内容記述 | 臭素原子（Br）を取り込ませたDNAを持つ細胞は、放射線照射に対して高い感受性を示すことが、様々な細胞を用いた研究により報告されている。Brを持たない正常なDNAと比較すると、Brが存在することによりDNAの放射線損傷の量や質が異なることが予想されるが、物理・化学的メカニズムは未解明である。Bruracil（BrU）の酸化還元電位が他の塩基と比較して小さいため、通常ではDNA損傷を作らない水和電子とDNAが反応した後に、電荷がBrUに移動し損傷を形成するメカニズムが、モンテカルロシミュレーション研究により提唱されている1)。そこで私たちはBr原子が存在することで、DNA関連分子の電子状態に変化が生じると考えた。本研究の目的は、X線光電子分光法（XPS）・Ｘ線吸収端微細構造（XANES）解析によりBr関連分子の内殻準位の電子状態の変化を明らかにすることである。試料として、BrU及びBromodeoxyuridine monophosphate（BrdUMP）と、Brを含まないThymidine monophosphate（TMP）を用いた。XPSによりそれぞれの試料の光電子の結合エネルギーを、XANAS解析によりC、N、Oの吸収端エネルギーを比較したが、結果からBrの有無では違いがなかった。このことから、Brは内殻レベルの準位に違いを与えないと結論された。一方、価電子状態に変化が生じることが予想されるため、今後は価電子状態について検証を行っていく。 1) Watanabe R, Nikjoo H. Int. J. Radiat. Biol. 78, 953-66 (2002). |
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| 会議概要（会議名, 開催地, 会期, 主催者等） | ||||||
| 内容記述タイプ | Other | |||||
| 内容記述 | 2018年度量子ビームサイエンスフェスタ | |||||
| 発表年月日 | ||||||
| 日付 | 2019-03-12 | |||||
| 日付タイプ | Issued | |||||
