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アイテム
β-シクロデキストリンによる2,2-ジフェニル-1-ピクリルヒドラジル(DPPH)ラジカルの水溶化
https://repo.qst.go.jp/records/71597
https://repo.qst.go.jp/records/7159733c23e77-af35-49a0-9d6b-f7a1e7c1cd2a
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2015-03-19 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | β-シクロデキストリンによる2,2-ジフェニル-1-ピクリルヒドラジル(DPPH)ラジカルの水溶化 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
中西, 郁夫
× 中西, 郁夫× 今井, 耕平× 大久保, 敬× 福住, 俊一× 福原, 潔× 小澤, 俊彦× 松本, 謙一郎× 中西 郁夫× 今井 耕平× 大久保 敬× 小澤 俊彦× 松本 謙一郎 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 【目的】2,2-ジフェニル-1-ピクリルヒドラジル(DPPH)ラジカルは比較的安定で、活性酸素種のモデルとして抗酸化物質の活性評価に頻用されている。しかし、DPPHラジカルは水に溶けないため、水溶液中で用いるにはエタノールなどの共溶媒が必要となり、pHを制御する場合には緩衝溶液の濃度を高くすることができない。そこで本研究では、医薬品などの水溶化に用いられているβ-シクロデキストリン(β-CD)によりDPPHラジカルの水溶化を試み、水溶性抗酸化物質の活性評価に利用できるかどうかについて検討した。 【実験・結果および考察】DPPHラジカルとβ-CDの固体混合物に沸騰水を加えて攪拌し、室温まで冷却後、孔径0.22 μmのメンブレンフィルターでろ過した。得られた紫色の水溶液は、DPPHラジカルに特徴的な527 nmに吸収を持つことから、DPPHラジカルがβ-CDに包接されることによって水溶化されたことが分かった。リン酸緩衝溶液(0.1 M, pH 7.4)中、β-CD包接DPPHラジカルに水溶性抗酸化物質であるアスコルビン酸塩を加えると、527 nmの吸収が減少し、DPPHラジカルが効率良く消去された。以上の結果から、β-CD包接DPPHラジカルは水溶液中における水溶性抗酸化物質の活性評価に利用できることが明らかとなった。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本薬学会第135年会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2015-03-27 | |||||
日付タイプ | Issued |