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アイテム
レポーター遺伝子を用いた生存率曲線定量モデル“Saturable Repair Model”の生物学的検証
https://repo.qst.go.jp/records/71375
https://repo.qst.go.jp/records/7137555daa888-bdb1-4a26-aeb0-63a284675e7d
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2013-11-25 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | レポーター遺伝子を用いた生存率曲線定量モデル“Saturable Repair Model”の生物学的検証 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
斎藤, 裕一朗
× 斎藤, 裕一朗× 井原, 誠× 平山, 亮一× 加藤, 晃弘× 小林, 純也× 小松, 賢志× 斎藤 裕一朗× 平山 亮一 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | ほ乳類細胞の生存率(対数)は低線量域で放射線効果のしきい値がみられる(いわゆる“肩”を持つ)曲線になることが知られている。この低線量効果を説明するためにD. Lea(1946)による標的理論、そしてK. H. Chadwick等(1973)によるα/βモデルなど、sublethal damageの存在を仮定したモデルが展開された。これに対してE. L. Powers(1962)は、高線量では細胞の修復能が一定値に飽和するSaturable Repair Modelを提唱した。その後、T. Alper(1979)により数式化され、さらにD. T. Goodhead(1985)によりLET効果や低線量率効果も説明可能であることが示された。しかし、残念ながら当時の生物実験では、放射線照射により変化するDNA修復能力を定量的に検証することが技術的に不可能であった。 そこで本研究ではDNA二重鎖切断(DSB)損傷を誘導した際のDSB修復能力を二種類のレポーター遺伝子DR-GFPとpEJを用いて解析した。DR-GFPではI-SceI制限酵素により細胞核内に一つのDSBを誘発した後に、相同組換え(HR)で修復した細胞で発現するGFPの割合をフローサイトメトリーで解析することでHR活性を定量する。同様に、pEJでは非相同末端再結合(NHEJ)で修復された細胞で発現するGFPによりNHEJ活性を定量化する。これらを用いて、HRおよびNHEJへの放射線照射の影響を定量的に測定した結果、3 Gy放射線照射によりHR頻度は有意に低下、同様にNHEJ頻度の低下も見られた。 これらの結果は細胞全体のDSB数が上昇すると一つ一つのDSB修復効率が低下し、逆に言えば、低線量照射では高線量よりも修復効率が高いことを示唆する。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本放射線影響学会第56回大会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2013-10-19 | |||||
日付タイプ | Issued |