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アイテム
FGF1のマウス空腸の放射線障害における防護効果の優位性について
https://repo.qst.go.jp/records/69251
https://repo.qst.go.jp/records/692516affe562-38ae-4be3-b55d-9a04ef88ff45
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2007-12-27 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | FGF1のマウス空腸の放射線障害における防護効果の優位性について | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
萩原, 亜紀子
× 萩原, 亜紀子× 中山, 文明× 本村, 香織× 浅田, 眞弘× 鈴木, 理× 今村, 亨× 明石, 真言× 萩原 亜紀子× 中山 文明× 明石 真言 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | ヒトfibroblast growth factor (FGF)は、血管新生、創傷治癒など多様な生理的機能を有し、放射線腸障害を防護する可能性がある。FGF receptor 2IIIb (FGFR2b; KGFR)は、FGF1、FGF7、FGF10に対する高親和性レセプターであり、上皮細胞にのみ発現している。そこで、我々は、Balb/cマウスに8Gy ガンマ線全身照射を行い、空腸におけるKgfr mRNAの発現を検討したところ、照射16時間以降に誘導されてくることを見出した。一方、他のFGFRは、FGF1は反応し、FGF7、FGF10は反応しないもので、照射にかかわらず発現を認めた。各FGFの腹腔投与24時間後に照射し、その3.5日後の空腸クリプト数を評価したところ、各FGF投与群とも生理食塩水投与群より増加していた。特に、FGF1投与群は、FGF7、FGF10投与群に比較しても有意に増加を認めた。一方、空腸クリプトのApoptosisを調べたところ、照射後16時間の時点で、FGF1投与群は、FGF7、FGF10投与群よりApoptosisの減少を認めた。さらに、C3Hマウスに照射前FGF1投与することで、LD50/6の有意な増加を認めた。しかしながら、照射後24時間後にBalb/cマウスにFGFを投与すると、空腸クリプト数はコントロール群よりは増加するものの、各FGF投与群に差を認めなかった。以上の所見より、FGF1が被ばく初期において、KGFR以外のFGFRに反応できることから、空腸に対する放射線障害の防護に、FGF7やFGF10よりも有効であることが示唆された。 | |||||
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本放射線影響学会第50回大会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2007-11-17 | |||||
日付タイプ | Issued |