@misc{oai:repo.qst.go.jp:00069251, author = {萩原, 亜紀子 and 中山, 文明 and 本村, 香織 and 浅田, 眞弘 and 鈴木, 理 and 今村, 亨 and 明石, 真言 and 萩原 亜紀子 and 中山 文明 and 明石 真言}, month = {Nov}, note = {ヒトfibroblast growth factor (FGF)は、血管新生、創傷治癒など多様な生理的機能を有し、放射線腸障害を防護する可能性がある。FGF receptor 2IIIb (FGFR2b; KGFR)は、FGF1、FGF7、FGF10に対する高親和性レセプターであり、上皮細胞にのみ発現している。そこで、我々は、Balb/cマウスに8Gy ガンマ線全身照射を行い、空腸におけるKgfr mRNAの発現を検討したところ、照射16時間以降に誘導されてくることを見出した。一方、他のFGFRは、FGF1は反応し、FGF7、FGF10は反応しないもので、照射にかかわらず発現を認めた。各FGFの腹腔投与24時間後に照射し、その3.5日後の空腸クリプト数を評価したところ、各FGF投与群とも生理食塩水投与群より増加していた。特に、FGF1投与群は、FGF7、FGF10投与群に比較しても有意に増加を認めた。一方、空腸クリプトのApoptosisを調べたところ、照射後16時間の時点で、FGF1投与群は、FGF7、FGF10投与群よりApoptosisの減少を認めた。さらに、C3Hマウスに照射前FGF1投与することで、LD50/6の有意な増加を認めた。しかしながら、照射後24時間後にBalb/cマウスにFGFを投与すると、空腸クリプト数はコントロール群よりは増加するものの、各FGF投与群に差を認めなかった。以上の所見より、FGF1が被ばく初期において、KGFR以外のFGFRに反応できることから、空腸に対する放射線障害の防護に、FGF7やFGF10よりも有効であることが示唆された。, 日本放射線影響学会第50回大会}, title = {FGF1のマウス空腸の放射線障害における防護効果の優位性について}, year = {2007} }