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アイテム
カフェイン酸フェネチルエステル、15-deoxy-delta12,14-prostaglandin J2処理による、マウスmacrophage細胞RAW 264.7におけるheme oxygenase-1タンパクの誘導
https://repo.qst.go.jp/records/68976
https://repo.qst.go.jp/records/689769f3bf026-d7a7-44a2-a824-907417a72731
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2007-06-25 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | カフェイン酸フェネチルエステル、15-deoxy-delta12,14-prostaglandin J2処理による、マウスmacrophage細胞RAW 264.7におけるheme oxygenase-1タンパクの誘導 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
鈴木, 桂子
× 鈴木, 桂子× 田中, 泉× ノントプラサート, アピチャート× 槫松, 文子× 石原, 弘× 鈴木 桂子× 田中 泉× 槫松 文子× 石原 弘 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | これまで我々は定量的real-time RT-PCR法を用いて、マウスmacrophage細胞RAW 264.7におけるheme oxygenase-1(HO-1)遺伝子のmRNAの定量法を確立し、カフェイン酸フェネチルエステル (CAPE)および15-deoxy-delta12,14-prostaglandin J2 (15d)によりHO-1遺伝子の強力な転写活性化が起こることを報告してきた。本研究では、同じ培養系を用いて遺伝子産物であるHO-1タンパクをエンザイムイムノアッセイ法で測定した。 [方法] RAW細胞を、300 nM-15d, 2 microM-CAPE, 30 microM-diethyl maleate (DEM), 10 mM-cysteamineで、4時間と8時間処理した。その後細胞を界面活性剤NP-40を含むbufferで融解し、NP-40の影響を受けないBCA Protein Assay Kit (Pierce)でタンパク量を測定した。同じタンパク量の細胞融解液を用いて、HO-1タンパク量をMouse Heme Oxygenase-1 Enzyme Immunoassay Kit (Takara)で測定した。 [結果] 300 nM-15dを加えて4時間後 HO-1タンパク量は対照群の11倍になり、2 microM-CAPEを加えた細胞では5.2倍になった。また15d, CAPEより高濃度を必要としたが、30 microM-DEMと10 mM-cysteamineでも3.8倍と1.7倍に増加した。それぞれの薬品を加えて8時間後にはHO-1タンパクの量は更に増加したが、全体の傾向は変らなかった。このように低濃度の15dとCAPEによる強力なHO-1タンパク誘導活性が示された。これまでの研究で我々は、上記濃度の15d, CAPE, DEM, cysteamineによりHO-1 mRNA量がそれぞれ44, 39, 9.4, 3.4倍になることを報告しているので、今回測定したHO-1タンパク量はmRNA量をよく反映している。従って、15dやCAPEの生物作用に細胞保護作用を持つHO-1の関与が示唆される。 | |||||
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本放射線影響学会第49回大会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2006-09-08 | |||||
日付タイプ | Issued |