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アイテム
胎児期放射線適応応答生き残りマウス(成体)の致死線量照射への反応
https://repo.qst.go.jp/records/68680
https://repo.qst.go.jp/records/68680b96b597c-adfa-41f1-bc2a-a1c986119d57
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2006-09-15 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 胎児期放射線適応応答生き残りマウス(成体)の致死線量照射への反応 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
王, 冰
× 王, 冰× 大山, ハルミ× 尚, 奕× 田中, 薫× 中島, 徹夫× 根井, 充× 王 冰× 大山 ハルミ× 尚 奕× 田中 薫× 中島 徹夫× 根井 充 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 「研究背景」齧歯類動物において、前照射による、本照射致死への顕著な抑制効果の 最初の発見は、1990年に発表された米沢らによるICRマウスを用いた研究であった。 その後、2001年に大山らは、C57BLマウスを使い、ほぼ同様の照射条件で、いわゆる 「米沢効果」の検証に成功した。即ち、0.5Gyで照射した6週齢のマウスは、2週間後 に放射線抵抗性を獲得し、致死線量6.5Gy本照射後の30日間の生存率が、0%から77%ま でに増加した。一方、王らはICRとC57BLマウスにおいて、胎児期における放射線適応 応答の存在をそれぞれ1998 年と 2000年に見出した。即ち、妊娠11日目に0.3Gyの低 線量前照射を行うと、翌日の高線量3Gyでの本照射による胎児死亡と奇形発生が著し く軽減された。しかし、適応応答で生まれ、生き残ったマウスには、発育遅延と行動 異常が見られた。そこで今回、胎児期放射線適応応答で生き残り、成熟したマウスが、 致死線量の照射を受けた時、どう反応するのかについて検討を行った。 「材料・方法」胎児期適応応答で生き残った6週齢のC57BLマウスを用いて、0.5Gyの 前照射を8週齢目に実施し、6.5Gyの致死線量照射への影響について、30日間の生存率 を指標として検討を行った。また、胎児期に適応応答を誘発する0.3Gyのみを照射し たマウスでも、上記と同様な実験を行った。 「結果・結論」胎児期適応応答で生き残ったマウスの6.5Gyの致死線量に対する放射 線感受性は、非照射群に比べ有意に高くなった。また、0.5Gyの前照射により2週間後 に見られるはずの放射線抵抗性の獲得は確認されなかった。一方、非照射群に比べ胎 児期に0.3Gyの照射のみを受けたマウスでは、致死線量に対する放射線感受性が微か に高くなったが、0.5Gyの前照射による放射線抵抗性の獲得は認められた。胎児期の 適応応答で生まれ、生き残ったマウスにおける放射線への生体反応は正常マウスと異 なることが明らかになった。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本放射線影響学会 第49回大会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2006-09-08 | |||||
日付タイプ | Issued |