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アイテム
中性子線誘発マウス骨髄性白血病における造血分化転写因子PU.1遺伝子の突然変異解析
https://repo.qst.go.jp/records/68640
https://repo.qst.go.jp/records/686404405a0b0-a0bc-4917-90dc-de3be13572a7
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2006-09-09 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 中性子線誘発マウス骨髄性白血病における造血分化転写因子PU.1遺伝子の突然変異解析 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
大町, 康
× 大町, 康× 甘崎, 佳子× 柿沼, 志津子× 西村, まゆみ× 石田, 有香× 荻生, 俊昭× 島田, 義也× 大町 康× 甘崎 佳子× 柿沼 志津子× 西村 まゆみ× 石田 有香× 荻生 俊昭× 島田 義也 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | マウスの骨髄性白血病(ML)では片方の2番染色体の共通領域が高頻度に欠損していることから、同領域にがん抑制遺伝子がある可能性が示唆されていたが、近年、転座により起こるMLで2番染色体共通欠損領域にコードされているPU.1の発現量が低下する、PU.1の発現量を80%低下させたマウスではMLが起こること、X線で誘発したCBAxSLJマウスのMLではPU.1のDNA結合ドメインの点突然変異が高率に認められる(Cookら、2004)ことが報告された。我々は異なる系統であるC3Hマウスにガンマ線および中性子線で誘発したMLでも、2番染色体欠損例にPU.1のDNA結合ドメインの点突然変異が生じていることを報告した(第32回日本トキシコロジー学会)。今回、さらに解析サンプル数を増やし、PU.1の全領域における突然変異の有無について解析を行った。8週齢の雄C3H/HeNrsマウスにガンマ線あるいは速中性子線を照射し誘発したML(ガンマ線41例、中性子線22例)を用いた。解剖時採取した脾サンプルより抽出したRNAから調整したcDNAを用いて、PU.1のコード領域をPCRで増幅した産物のシークエンスを解析した。PU.1のコード領域における点突然変異は全てDNA結合ドメインに生じ、中性子線、ガンマ線それぞれ73%、78%に認められた。点突然変異のほとんどはCookらの報告と同様の235番アルギニンコドンにおけるホットスポットで、主な変異パターンは、中性子ではCGC→TGC、CGC→CAC、ガンマ線ではCGC→TGCであった。以上、中性子誘発マウスMLでPU.1DNA結合ドメインにおける点突然変異が高率に認められ、ガンマ線のそれと同様のものであった。点突然変異と野生アリルの欠失によるPU.1遺伝子機能異常は、放射線誘発マウスML発生の一つの機序と考えられる。 | |||||
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 第49回日本放射線影響学会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2006-09-08 | |||||
日付タイプ | Issued |