WEKO3
アイテム
Caffeic acid誘導体およびferulic acid誘導体によるmacrophageのHO-1遺伝子活性化。Cysteamineとの比較
https://repo.qst.go.jp/records/68543
https://repo.qst.go.jp/records/68543d2ce951c-0a69-46d9-ab98-4f8a83ea34b5
| Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 公開日 | 2006-06-26 | |||||
| タイトル | ||||||
| タイトル | Caffeic acid誘導体およびferulic acid誘導体によるmacrophageのHO-1遺伝子活性化。Cysteamineとの比較 | |||||
| 言語 | ||||||
| 言語 | jpn | |||||
| 資源タイプ | ||||||
| 資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
| 資源タイプ | conference object | |||||
| アクセス権 | ||||||
| アクセス権 | metadata only access | |||||
| アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
| 著者 |
鈴木, 桂子
× 鈴木, 桂子× 田中, 泉× 榑松, 文子× 薬丸, 晴子× 伊古田, 暢夫× 石原, 弘× 鈴木 桂子× 田中 泉× 槫松 文子× 薬丸 晴子× 伊古田 暢夫× 石原 弘 |
|||||
| 抄録 | ||||||
| 内容記述タイプ | Abstract | |||||
| 内容記述 | Heme oxygenase-1 (HO-1)は、種々の刺激により転写活性化される遺伝子で、細胞保護に働くと言われている。我々は、昨年の本学会でcaffeic acid phenethyl ester (CAPE) がmacrophage細胞において強力にHO-1遺伝子の転写活性化を誘導することを示した。今回、CAPEなどのcaffeic acid誘導体およびcurcuminなどのferulic acid誘導体と、抗酸化物質であるcysteamineとの比較を行なった。[方法]マウスmonocyte-macrophage株であるRAW 264.7細胞のRNAを調製し、RNAからreverse transcriptaseによりcDNAを合成した。このcDNAを用いて、real-time PCRを行ない細胞中のmRNAの量の変化を測定した。[結果] RAW 264.7細胞をCAPE(2μM)で処理すると、HO-1遺伝子のmRNAが顕著に増加した。HO-1のmRNA量はCAPEを加えた4時間後最大となり、その2時間後には有意に減少した。一方antioxidantであるcysteamineもRAW 264.7細胞においてHO-1遺伝子の転写を活性化した。しかし、10 mMという高濃度を必要とし活性化の程度はCAPEに比べはるかに低かった。次に、caffeic acid ethyl esterおよび ferulic acid誘導体であるcurcuminとethyl ferulateの活性化を調べたところ、CAPEと同じ濃度(2μM)で活性化が見られた。また、ヒト肝臓ガン細胞HepG2とマウスmacrophage細胞J774.1を比較したところ、CAPEはJ774.1ではHO-1遺伝子の転写を活性化したが、HepG2では活性化は見られなかった。 [結論]以上の結果から、CAPEはmacrophage特異的にHO-1を活性化することがわかった。また、macrophage におけるCAPE等によるHO-1遺伝子の転写活性化は、cysteamineとは異なる機構によると想像される。 | |||||
| 会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
| 内容記述タイプ | Other | |||||
| 内容記述 | 日本放射線影響学会第47回大会演題登録 | |||||
| 発表年月日 | ||||||
| 日付 | 2004-11-27 | |||||
| 日付タイプ | Issued | |||||