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アイテム
X線照射後のG2/M細胞周期停止へのNP95の関与、及びH2AXとの共局在
https://repo.qst.go.jp/records/67542
https://repo.qst.go.jp/records/67542c967c4dd-2ab2-4744-8dbe-e4aea21cd16d
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2003-10-15 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | X線照射後のG2/M細胞周期停止へのNP95の関与、及びH2AXとの共局在 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
武藤, 正弘
× 武藤, 正弘× 辻, 秀雄× 久保, ゑい子× 森, 俊雄× 佐藤, 宏× 高橋, 千太郎× 巽, 紘一× 武藤 正弘× 辻 秀雄× 久保 ゑい子× 森 俊雄× 佐藤 宏× 高橋 千太郎× 巽 紘一 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | ヒストンH2AXは、X線照射に反応して急速にリン酸化し、DNA2重鎖切断(DSB)の場所でfociを形成して、修復に重要な働きをしていると考えられている。さらにhydroxyurea (HU)によるDNA複製阻害やUV照射によってもH2AXのリン酸化が誘導され、fociを形成し、停止した複製点でPCNA, BRCA1及び53BP1と共局在していることが示され、この反応は、ATR依存性であることが知られている。 我々はこれまでに放射線リンパ腫に関連して見出した核蛋白質NP95について、構造遺伝子の単離と、その遺伝子を破壊した細胞を樹立し特性を解析した。その結果、NP95欠損細胞は、X線、UV、MNNG及びHUに対して致死高感受性であることが明らかになり、NP95は、DNA損傷及び複製阻害に対して抵抗性を付与する、ある共通の段階で働いていることが示された。今回X線照射後のG2/M期停止へのNP95の関与及びH2AXとの共局在について解析を行った。 【方法】Np95(+/+)及びNp95(-/-) ES細胞を使用して、8Gy照射後、nocodazole 0.2 μg/ml加えた培地及び加えない培地で、さらに6-10時間培養を行った。M期特異的リン酸化を認識する抗MPM-2抗体とpropidium iodideで染色して、G1, S, G2, M期における細胞の割合を算定した。【結果及び考察】Np95欠損細胞は、8Gy照射後G2期で停止出来ず分裂期に進行してしまう細胞がより多く見られ、Np95欠損細胞が放射線感受性を示す一要因であることが示された。またm5S細胞を使用して、X線照射後、抗H2AX抗体及び抗NP95抗体を使用して二重染色を行うと、H2AXとNP95の共局在が観察され、複製点進行停止に伴う切断を含め広義のDNA損傷に対する修復に対し、H2AXと何らかの相互作用を行っていることが示唆された。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本放射線影響学会第46回大会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2003-10-08 | |||||
日付タイプ | Issued |