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アイテム
191Pt製造法の開発
https://repo.qst.go.jp/records/66897
https://repo.qst.go.jp/records/66897a9397590-1acb-42e2-9d18-1c0cc03bbf64
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2019-02-25 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 191Pt製造法の開発 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
尾幡, 穂乃香
× 尾幡, 穂乃香× 峯岸, 克行× 永津, 弘太郎× 張, 明栄× 篠原, 厚× 尾幡 穂乃香× 峯岸 克行× 永津 弘太郎× 張 明栄 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 標的アイソトープ治療 (TRT)の一つである、オージェ電子治療は、低エネルギーで飛程が2-500 nmと短く、正常細胞へのダメージが少ない理想的な治療法として期待されている一方、nmオーダーの高LET放射線を活かす、革新的な戦略が不可欠である。化学療法にて広く用いられている白金製剤の多くは、核内でDNAと共有結合を形成することから、飛程の短いオージェ電子治療に適しており、191, 193m, 195mPtが候補核種として注目されている。 放射性Ptを用いた研究については、原子炉製造の195mPtに依存しており、加速器製造の191, 193mPtは、未だ効率的かつ安全な製造法が確立されていない。本研究では、Irターゲットと加速器を用いた191Pt製造法の確立を目標とし、耐腐食性に優れるIrターゲットの溶融と照射を同時に行う新規照射法、溶媒抽出・陰イオン交換クロマトグラフィーを組み合わせたPt/Ir分離法を考案した。本製造法は、ターゲットにNa2O2とIrの混合物を使用し、照射と同時にアルカリ溶融を行う、つまり溶融に必要な熱エネルギーをビームの照射で代用する試みであり、照射後の溶融塩は濃塩酸に可溶となった。また、IrCl62-の不安定性を利用した分離条件を検討した結果、キャリアを加えずに、ターゲットIrから191Ptを分取することに成功し、製造効率は約3.7 MBq/µA h(Proton 30 MeV)と評価した。HPLCで分離精製後の化学形を分析した結果、溶離液下でPtCl62-の状態にあり、アスコルビン酸を添加することで、キャリアなしでPtCl42-に還元できることが確認された。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 第2回日本核医学会分科会 放射性薬品科学研究会 第18回放射性医薬品・画像診断研究会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2018-09-08 | |||||
日付タイプ | Issued |