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アイテム
重粒子線によるDNA損傷に対するアミノ酸の保護効果
https://repo.qst.go.jp/records/66127
https://repo.qst.go.jp/records/661270cb41735-6f3c-41c3-8d7c-4e51076aebed
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2017-02-23 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 重粒子線によるDNA損傷に対するアミノ酸の保護効果 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
余語, 克紀
× 余語, 克紀× 村山, 千恵子× 藤澤, 義樹× 鎌田, 晃平× 前山, 拓哉× 松下, 明弘× 成澤, 拓海× 辰野, 佑哉× 平山, 亮一× 松本, 謙一郎× 石山, 博條× 早川, 和重× 余語 克紀× 村山 千恵子× 藤澤 義樹× 鎌田 晃平× 前山 拓哉× 松下 明弘× 成澤 拓海× 辰野 佑哉× 平山 亮一× 松本 謙一郎× 早川 和重 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 【背景・目的】D-メチオニンは硫黄を含むアミノ酸の一種であり、X線照射時にマウスの唾液腺に対して、明白な副作用なく、放射線防護効果を示すとの報告がある。同様の結果は、重粒子線の照射時にも得られている。本研究では、他に有望なアミノ酸がないか調べるため、まず重粒子線誘発DNA損傷に対するアミノ酸の保護効果を調べ、メチオニンと比較した。 【方法】重粒子線によるDNA損傷を、 プラスミド DNAの形状変化から調べた。プラスミドDNAは、損傷なしで超らせん状、一本鎖損傷(SSB)で開いた環状、二本鎖損傷(DSB)で直線状となり、DNA電気泳動によって分離、定量化した。 DNAサンプル溶液にアミノ酸を加え、エッペンチューブに入れて重粒子線を照射した(放射線医学総合研究所HIMAC, 炭素イオン線 290MeV/u, SOBP 6 cmの中心位置)。アミノ酸は、システイン(Cys)、 トリプトファン(Trp)、 メチオニン(Met)、 フェニルアラニン(Phe)、 バリン(Val)、 アラニン(Ala)をテストした。バッファー溶液は、10 mM Tris, pH 7.5, 1 mM EDTA、もしくはリン酸緩衝溶液(PBS, pH 7.5)を用いた。アミノ酸濃度は、TEの場合;17 mM、PBSの場合;0.17 mMとした。 【結果・考察】重粒子線誘発のSSBに対する保護効果は、Ala < Val < Met < Phe ~ Trp < Cys の順であった。DSBに対する保護効果は、Ala < Val < Met < Phe ~ Cys < Trpであった。SSBおよびDSBに対するG値とアミノ酸のscavenging capacity(OHラジカルとの反応定数×アミノ酸濃度)との間に相関が見られた。これらのデータは、重粒子線誘発のプラスミドDNA損傷に対するアミノ酸の保護効果が、OHラジカルの消去作用で説明できることを示唆している。しかし、トリプトファンは、DSBに対する保護効果が高く出ておりchemical repairの関与も考えられるが、まだプレリミナリーなデータであり今後の検討課題である。 【結論】メチオニンと同様に、トリプトファン、システイン、フェニルアラニンは、重粒子線誘発のプラスミドDNA損傷に対して保護効果を示した。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 第19回癌治療増感研究シンポジウム | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2017-02-03 | |||||
日付タイプ | Issued |