WEKO3
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酸化カルシウムをターゲットとした、放射性スカンジウムの遠隔製造法の開発
https://repo.qst.go.jp/records/65536
https://repo.qst.go.jp/records/655366b57332c-fe92-4da5-8679-8c90053bf301
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2014-11-17 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 酸化カルシウムをターゲットとした、放射性スカンジウムの遠隔製造法の開発 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
峯岸, 克行
× 峯岸, 克行× 永津, 弘太郎× 張, 明栄× 峯岸 克行× 永津 弘太郎× 張 明栄 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 短周期表III族元素は,67, 68Ga,111In等,高分子プローブの標識に広く利用されている。同じくIII族元素でありながらScは,利用報告が少ない。しかし,43Scは画像診断用金属核種として魅力的な特性を持つ。また47Scは,内用療法への応用が期待できる。両核種を応用した画像化と治療の高精度評価を念頭に,我々は,天然Caターゲット(40Ca=97 atom%)を用いた43Scの簡便な製造法開発を試みた。また,濃縮同位体ターゲット(44Ca=2.1 atom%)を利用する47Scの製造を視野に入れたターゲット再生に関する検討も併せて行った。 Caを簡便に扱うべく,ターゲット物質として粉末CaOを選択した。粉末のまま照射可能な垂直照射法,並びに固体ターゲットの遠隔回収を容易に行えるセラミック製ターゲット容器を採用し,α粒子34 MeVで照射を行った。照射後,耐腐食性のターゲット容器内へ直接試薬を導入し,当該容器内にてCaOを溶解後,粗製43Sc溶液としてホットセルへの回収を行った。キレートカラムを利用するScとCaの分離,天然Caを照射することによる核種純度の検討等について報告する。 \n短周期表III族元素は,<SUP>67, 68</SUP>Ga,<SUP>111</SUP>In,高分子プローブの標識に広く利用されている。同じくIII族元素でありながらScは,利用報告が少ない。しかし,<SUP>43</SUP>Scは画像診断用金属核種として魅力的な特性を持つ。また<SUP>47</SUP>Scは,内用療法への応用が期待できるβ崩壊核種である。両核種を応用した画像化と治療の高精度評価を念頭に,我々は,天然Caターゲット(<SUP>40</SUP>Ca=97 atom%)を用いた<SUP>43</SUP>Scの簡便な製造法開発を試みた。また,濃縮同位体ターゲット(<SUP>44</SUP>Ca=2.1 atom%)を利用する<SUP>47</SUP>Scの製造を視野に入れたターゲット再生に関する検討も併せて行った。 Caを簡便に扱うべく,ターゲット物質として粉末CaOを選択した。粉末のまま照射可能な垂直照射法,並びに固体ターゲットの遠隔回収を容易に行えるセラミック製ターゲット容器を採用し,照射後,耐腐食性のターゲット容器内へ直接試薬を導入し,当該容器内にてCaOを溶解後,粗製<SUP>43</SUP>Sc溶液としてホットセルへの回収を行った。キレートカラムを利用するScとCaの分離,天然Caを照射することによる核種純度の検討等について報告する。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 第54回日本核医学会学術総会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2014-11-08 | |||||
日付タイプ | Issued |