@misc{oai:repo.qst.go.jp:00065536, author = {峯岸, 克行 and 永津, 弘太郎 and 張, 明栄 and 峯岸 克行 and 永津 弘太郎 and 張 明栄}, month = {Nov}, note = {短周期表III族元素は,67, 68Ga,111In等,高分子プローブの標識に広く利用されている。同じくIII族元素でありながらScは,利用報告が少ない。しかし,43Scは画像診断用金属核種として魅力的な特性を持つ。また47Scは,内用療法への応用が期待できる。両核種を応用した画像化と治療の高精度評価を念頭に,我々は,天然Caターゲット(40Ca=97 atom%)を用いた43Scの簡便な製造法開発を試みた。また,濃縮同位体ターゲット(44Ca=2.1 atom%)を利用する47Scの製造を視野に入れたターゲット再生に関する検討も併せて行った。 Caを簡便に扱うべく,ターゲット物質として粉末CaOを選択した。粉末のまま照射可能な垂直照射法,並びに固体ターゲットの遠隔回収を容易に行えるセラミック製ターゲット容器を採用し,α粒子34 MeVで照射を行った。照射後,耐腐食性のターゲット容器内へ直接試薬を導入し,当該容器内にてCaOを溶解後,粗製43Sc溶液としてホットセルへの回収を行った。キレートカラムを利用するScとCaの分離,天然Caを照射することによる核種純度の検討等について報告する。 \n短周期表III族元素は,67, 68Ga,111In,高分子プローブの標識に広く利用されている。同じくIII族元素でありながらScは,利用報告が少ない。しかし,43Scは画像診断用金属核種として魅力的な特性を持つ。また47Scは,内用療法への応用が期待できるβ崩壊核種である。両核種を応用した画像化と治療の高精度評価を念頭に,我々は,天然Caターゲット(40Ca=97 atom%)を用いた43Scの簡便な製造法開発を試みた。また,濃縮同位体ターゲット(44Ca=2.1 atom%)を利用する47Scの製造を視野に入れたターゲット再生に関する検討も併せて行った。 Caを簡便に扱うべく,ターゲット物質として粉末CaOを選択した。粉末のまま照射可能な垂直照射法,並びに固体ターゲットの遠隔回収を容易に行えるセラミック製ターゲット容器を採用し,照射後,耐腐食性のターゲット容器内へ直接試薬を導入し,当該容器内にてCaOを溶解後,粗製43Sc溶液としてホットセルへの回収を行った。キレートカラムを利用するScとCaの分離,天然Caを照射することによる核種純度の検討等について報告する。, 第54回日本核医学会学術総会}, title = {酸化カルシウムをターゲットとした、放射性スカンジウムの遠隔製造法の開発}, year = {2014} }