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アイテム
X線胸部照射ラットにおける肺腫瘍誘発の照射時年齢依存性について
https://repo.qst.go.jp/records/65359
https://repo.qst.go.jp/records/6535937a03b7c-8837-4ef6-bf77-65efe68e8684
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2013-11-19 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | X線胸部照射ラットにおける肺腫瘍誘発の照射時年齢依存性について | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
山田, 裕
× 山田, 裕× 岩田, 健一× 森岡, 孝満× 西村, まゆみ× 柿沼, 志津子× 島田, 義也× 山田 裕× 岩田 健一× 森岡 孝満× 西村 まゆみ× 柿沼 志津子× 島田 義也 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 近年、小児に対する医療放射線の被ばくが増えてきたことなどから、こどもに対する放射線の影響について高い関心が払われるようになってきている。特に、放射線による発がんリスクが、他の臓器に比べて高い肺については、正確な肺がんリスクを求めておくと共に、適切な防護措置がとられる必要がある。原爆被ばく者の疫学データにおいては、肺がんの過剰絶対リスクは、被ばく時年齢に関わりなくほぼ一定であることから(Preston (2007))、肺がんの発生において、発がん感受性はあまり年齢に依存しないと考えられる。しかし、タバコなどの交絡因子の影響など、放射線による肺腫瘍誘発における照射時年齢依存性については不明なところがある。 今回、実験動物を用いて、胸部X線照射による肺腫瘍誘発の照射時年齢依存性について調べたので報告する。1週齢、5週齢及び15週齢の雌Wistarラットの胸部にX線(1〜5Gy)を1回照射し、生涯飼育した。コントロール群では乳腺腫瘍、子宮腫瘍、卵巣腫瘍、脳下垂体腫瘍が生じ、平均生存期間は878日であった。照射群では、これらに加えて、肺腫瘍、胸部乳腺腫瘍、骨腫瘍等が増加し、これらの腫瘍により平均生存期間は短縮した。いずれの週齢群でも照射により、線量依存性に肺腫瘍(腺腫、腺癌および扁平上皮癌)が誘発された。肺腫瘍誘発率を各週齢群で比較したところほぼ同程度であり、照射時の週齢に依存しなかった。以上の結果は、ラットにおいて、放射線誘発肺腫瘍に照射時年齢依存性はあまりないことを示している。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本放射線影響学会第56回大会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2013-10-18 | |||||
日付タイプ | Issued |