WEKO3
アイテム
抗酸化活性を示すメラトニンのフリーラジカル消去機構
https://repo.qst.go.jp/records/64262
https://repo.qst.go.jp/records/642628cc04f21-8d63-4e14-b51a-e37e673dc19f
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2011-07-04 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 抗酸化活性を示すメラトニンのフリーラジカル消去機構 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
中西, 郁夫
× 中西, 郁夫× カビル, ゾーダー× 川島, 知憲× 上林, 將人× 松本, 謙一郎× 大久保, 敬× 福住, 俊一× 安西, 和紀× 小澤, 俊彦× 中西 郁夫× カビル ゾーダー× 川島 知憲× 上林 將人× 松本 謙一郎 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 【目的】脳の松果体から分泌されるメラトニンは、非常に優れた抗酸化活性および放射線防護作用を示すことが報告されている。しかし、その分子機構については不明な点が多く残されている。本研究では、メラトニンとフリーラジカルとの反応を行い、その反応機構について検討した。 【実験・結果および考察】メタノール中、25℃で、メラトニンに活性酸素種のモデルであるガルビノキシルラジカル(GO)を加えると、GOに由来する428 nmの吸収が徐々に減少し、GOがメラトニンによって消去された。一方、メラトニンの代わりにインドール環の窒素をメチル化した誘導体を用いると、GOは消去されなかった。GOに対してメラトニンが過剰の擬一次条件下で、428 nmの吸光度の経時変化から得られた擬一次速度定数は、メラトニンの濃度に対して一次の依存性を示した。得られた直線の傾きから、メラトニンによるGO消去の二次反応速度定数(k)を6.4×10(-2) M(-1) s(-1)と決定した。この反応系に0.1 Mの過塩素酸マグネシウムを加えると、k値が顕著に増大した(1.4×10(-1) M(-1) s(-1))。GOの代わりにDPPH (2,2-diphenyl-1-picrylhydrazyl)ラジカルを用いた場合にも同様の結果が得られた。金属イオンは電子移動反応を加速することから、メラトニンによるフリーラジカル消去反応はプロトン共役電子移動を経て親交していることが示唆された。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 第11回日本抗加齢医学会総会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2011-05-29 | |||||
日付タイプ | Issued |