@misc{oai:repo.qst.go.jp:00064262, author = {中西, 郁夫 and カビル, ゾーダー and 川島, 知憲 and 上林, 將人 and 松本, 謙一郎 and 大久保, 敬 and 福住, 俊一 and 安西, 和紀 and 小澤, 俊彦 and 中西 郁夫 and カビル ゾーダー and 川島 知憲 and 上林 將人 and 松本 謙一郎}, month = {May}, note = {【目的】脳の松果体から分泌されるメラトニンは、非常に優れた抗酸化活性および放射線防護作用を示すことが報告されている。しかし、その分子機構については不明な点が多く残されている。本研究では、メラトニンとフリーラジカルとの反応を行い、その反応機構について検討した。 【実験・結果および考察】メタノール中、25℃で、メラトニンに活性酸素種のモデルであるガルビノキシルラジカル(GO)を加えると、GOに由来する428 nmの吸収が徐々に減少し、GOがメラトニンによって消去された。一方、メラトニンの代わりにインドール環の窒素をメチル化した誘導体を用いると、GOは消去されなかった。GOに対してメラトニンが過剰の擬一次条件下で、428 nmの吸光度の経時変化から得られた擬一次速度定数は、メラトニンの濃度に対して一次の依存性を示した。得られた直線の傾きから、メラトニンによるGO消去の二次反応速度定数(k)を6.4×10(-2) M(-1) s(-1)と決定した。この反応系に0.1 Mの過塩素酸マグネシウムを加えると、k値が顕著に増大した(1.4×10(-1) M(-1) s(-1))。GOの代わりにDPPH (2,2-diphenyl-1-picrylhydrazyl)ラジカルを用いた場合にも同様の結果が得られた。金属イオンは電子移動反応を加速することから、メラトニンによるフリーラジカル消去反応はプロトン共役電子移動を経て親交していることが示唆された。, 第11回日本抗加齢医学会総会}, title = {抗酸化活性を示すメラトニンのフリーラジカル消去機構}, year = {2011} }