WEKO3
アイテム
マウス消化管におけるLPSと内因性TNFの役割
https://repo.qst.go.jp/records/62967
https://repo.qst.go.jp/records/62967fee23f31-0838-415a-9f57-2bf9ef6a7626
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2009-02-05 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | マウス消化管におけるLPSと内因性TNFの役割 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
宮村, 太一
× 宮村, 太一× 蜂谷, みさを× 柴田, 知容× 明石, 真言× 宮村 太一× 蜂谷 みさを× 柴田 知容× 明石 真言 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 高線量放射線被ばくは重篤な障害を引き起こす。Tumor necrosis factor a; (TNFa)は炎症時に産生されるcytokineであり、様々な生理活性を持ち、敗血症やリュウマチ関節炎などの炎症に関わる一方、血液細胞の成長因子であるgranulocyte-macrophage colony-stimulating factor (GM-CSF)やinterleukin-6 (IL-6) を産生する。Lipopolysaccharide (LPS)はTNFaの産生を刺激するが、TNFaknock-out (TNFa;-/-)マウスを用い、LPS投与時の放射線による消化管障害と内因性TNFa;の役割を検討した。TNFa; wild type (TNFa;+/+)とTNFa;-/-マウスに10 Gy全身照射すると24時間後の空腸クリプトのアポトーシスは増加するが、両マウスに有意な差はなかった。このときの血清TNFa;レベルはTNFa+/+でも検出限界値以下であった。しかしTNFa;+/+マウスにrecombinant TNFaを照射前投与すると照射によるアポトーシスを抑えたが、TNFa;-/-マウスではさらに増加した。またLPSを照射前に投与しても、同様に放射線誘導アポトーシスをTNFa;+/+では減少させたのに対し、TNFa;-/-マウスでは増加させた。TNFa;を投与すると、両マウス共にIL-1a;、IL-1b;をわずかに増加させたが両マウスに差はなかった。これに対し、LPSを投与するとTNFa;+/+では、血清TNFa;、IL-1a;、IL-1b;が顕著に増加し、TNFa;-/-マウスではそれらの産生はわずかであり、両マウスに有意な差が認められた。これらの結果は、照射による小腸クリプトのアポトーシスには内因性のTNFa;は関与していないが、TNFa;、 LPSの放射線防護作用にはcytokineの誘導が必要であり、内因性TNFa;が不可欠であることが示唆された。 | |||||
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本放射線影響学会 第51回大会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2008-11-21 | |||||
日付タイプ | Issued |