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アイテム
放射線障害の予防治療薬候補としてのFGF1/FGF-2キメラタンパク質のヘパリン依存性とFGF受容体特異性の評価
https://repo.qst.go.jp/records/62378
https://repo.qst.go.jp/records/623783b9a653a-7701-4a78-bcbf-acba28e4705c
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2007-12-27 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 放射線障害の予防治療薬候補としてのFGF1/FGF-2キメラタンパク質のヘパリン依存性とFGF受容体特異性の評価 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
本村, 香織
× 本村, 香織× 萩原, 亜紀子× 鈴木, 理× 木村, 美穂× 隠岐, 潤子× 中山, 文明× 明石, 真言× 今村, 亨× 萩原 亜紀子× 中山 文明× 明石 真言 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | Fibroblast growth factor (FGF)ファミリーは細胞増殖・分化や代謝を調節する。FGFがFGF受容体(FGFR)と結合して活性化する際には、細胞表面に存在するプロテオグリカンのヘパラン硫酸(HS)または類縁体ヘパリンの共存が必要である。FGF1サブファミリーに分類されるFGF1とFGF2は構造的に類似しているが、受容体特異性の相違に加え、内在的HS発現細胞に作用するに際してもFGF1活性が外来ヘパリンに強く依存するのに対し、FGF2活性は依存しないという相違がある。これらの構造的基盤解明と有用分子創製をめざし、我々は以前、系統的に多数のFGF1/FGF2キメラタンパク質を作成した(Imamura et al., Biochim Biophys Acta, 1995)。今回、その中の、FGF1の44-86アミノ酸領域をFGF2の対応領域と置換した分子 (以下FGF-C) について、ヘパリン依存性と受容体特異性を詳細評価し、急性放射線障害の予防に効果的な細胞制御剤としてのFGF-Cの有用性を評価することを目的とした。内在的HS発現も内在的FGFR発現もない細胞に各種FGFRを強制発現させ、外来ヘパリン添加および非添加条件下で、FGF1とFGF-Cによる細胞増殖促進活性を詳細に評価した。その結果、ヘパリン存在下ではFGF-CはFGF1とよく似た受容体特異性と強い活性を示し、ヘパリン非存在下でもFGF1より強く細胞増殖を促進することが明らかとなった。さらに、FGF-Cをヘパリン添加および非添加でC3Hマウスに腹腔内投与した後にガンマ線10 Gyの全身照射をしたところ、照射後3.5日でFGF1と同程度に小腸cryptの再生を促進した。以上の結果から、FGF-Cはヘパリン同時投与を必要としない安定型FGF-1様分子薬剤として、放射線障害の予防治療に有用であると考えられる | |||||
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本放射線影響学会第50回大会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2007-11-17 | |||||
日付タイプ | Issued |