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  1. 学会発表・講演等
  2. 口頭発表

ヒトRAD18はPCNAのモノユビキチン化に依存しないでS期特異的DNA単鎖切断修復に働く

https://repo.qst.go.jp/records/62323
https://repo.qst.go.jp/records/62323
e96d8b40-601a-4ec9-ac09-5e5fc48724d3
Item type 会議発表用資料 / Presentation(1)
公開日 2007-11-21
タイトル
タイトル ヒトRAD18はPCNAのモノユビキチン化に依存しないでS期特異的DNA単鎖切断修復に働く
言語
言語 jpn
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f
資源タイプ conference object
アクセス権
アクセス権 metadata only access
アクセス権URI http://purl.org/coar/access_right/c_14cb
著者 塩見, 尚子

× 塩見, 尚子

WEKO 616042

塩見, 尚子

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森, 雅彦

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今井, 高志

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× 井上, 弘一

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井上, 弘一

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塩見 忠博

× 塩見 忠博

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抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 ヒトRAD18遺伝子は、酵母の損傷トレランスに関わるRAD6エピスタシス遺伝子群に属するRAD18遺伝子のヒトホモログとして単離された。RAD18は、生化学的にはユビキチンリガーゼでユビキチン結合酵素のRad6と複合体を形成して働く。最近、RAD18/RAD6はDNA損傷による複製停止部位でPCNAをモノユビキチン化し、それにより複製DNAポリメラーゼから損傷乗り越えポリメラーゼへのスイッチングに関与することが明らかにされてきた。
 我々は,RAD18のヒト細胞内での働きを詳細に調べるため,ヒトHCT116細胞から標的遺伝子破壊法によりRAD18遺伝子を破壊したRAD18欠損細胞株を樹立し,その性質を調べてきた。RAD18欠損細胞は電離放射線にやや高感受性(細胞の生存および染色体異常の誘発について)だが、DNA二本鎖切断修復の相同組み換え修復(HR)と非相同末端結合修(NHEJ)の主経路は機能しているので、RAD18はHRやNHEJとは別の修復経路で働くと考えられた。さらに、RAD18欠損細胞は単鎖切断を誘発するカンプトテシン(CPT)には感受性が高いが二本鎖切断を誘発するエトポシドにはそれほど感受性が高くないことからDNAの単鎖切断修復が欠損していると考えられた。また、CPTに対する高感受性は細胞周期のS期に限定されることやアルカリコメット法でS期での単鎖切断修復能が欠損していることが明らかとなったので、RAD18はS期特異的な単鎖切断修復に関与すると考えた。
 これらの結果および電離放射線照射やCPT処理ではHCT116細胞においてもPCNAのモノユビキチン化は起きないことから、S期特異的な単鎖切断修復においてはポリメラーゼのスイッチングでは重要であったPCNAのモノユビキチン化は必要ないものと考えられた。
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等)
内容記述タイプ Other
内容記述 日本放射線影響学会第50回大会
発表年月日
日付 2007-11-17
日付タイプ Issued
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Ver.1 2023-05-15 21:32:05.401630
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