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アイテム
1頭のマウスに発生した胸腺リンパ腫から検出された2種類以上のTCRイ鎖遺伝子座のgenotypes
https://repo.qst.go.jp/records/61963
https://repo.qst.go.jp/records/619639f24b1e1-dce1-4143-be46-e70e854ca32c
| Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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| 公開日 | 2006-12-20 | |||||
| タイトル | ||||||
| タイトル | 1頭のマウスに発生した胸腺リンパ腫から検出された2種類以上のTCRイ鎖遺伝子座のgenotypes | |||||
| 言語 | ||||||
| 言語 | jpn | |||||
| 資源タイプ | ||||||
| 資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
| 資源タイプ | conference object | |||||
| アクセス権 | ||||||
| アクセス権 | metadata only access | |||||
| アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
| 著者 |
藤本, 真慈
× 藤本, 真慈× 柿沼, 志津子× 嘉納, 辰夫× 島田, 義也× 柿沼 志津子× 島田 義也 |
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| 抄録 | ||||||
| 内容記述タイプ | Abstract | |||||
| 内容記述 | 1頭のマウスに発生した胸腺リンパ腫から検出された2種類以上のTCRイ鎖遺伝子座のgenotypes ○藤本真慈1、柿沼志津子2、喜納辰夫1、島田義也2 1京大・再生研・免疫、2放医研・発達期被ばく影響研究グループ \nわれわれはこれまでに、マウス60頭に発生したprimary X-ray誘導thymic lymphoma (X-ray TL)と、51頭に発生したENU誘導TL (ENU TL)のあらゆるTCRイ chain rearrangementにおいて、いずれのV、D、J segmentが使われているのかをすべて特定した。この過程で、5 TLsにおいて、1頭のマウスに発生したにもかかわらずTCRイ locusのgenotypeが2種類以上存在していることを見出した。1つのTLから検出された複数genotypesはまったくの別物ではなく、1本の染色体上の構造は同一で、もう一方の染色体の構造も一部だけが異なっていた。具体的には、1つのgenotypeで見出されたDJ (Vとはrearrangeしていない)と他のgenotype(s)で見出されたVDJにおいて、同じD、J segmentが使われていた。これらのDJとVDJの塩基配列を決定したところ、本来多様なD-J間のjunction sequenceが両者で完全に一致していた。このことはTLの1つのsubpopulationではVと再構成していないDJが他のsubpopulation(s)においてはVと再構成していたことを示している。 23あるV segmentsの内V14だけがC segmentのさらに下流に逆向きに位置している。そのために、22種類のV to D1J1 rearrangementがおこった後でも、inversionでV14 to D2J2 rearrangementが可能である。興味深いことに、2 TLsからは1種類のVD1J1と複数種類のV14D2J2(V14-D2J2間のjunction sequenceのみがすべて異なっている)が検出された。 今回われわれが得たデータはlymphomagenesisにおけるtwo-hit theoryによく合致している。すなわち、これらのTLを発生したマウスにおいては、まずX-rayあるいはENUによって1個の胸腺細胞にoncogenic mutationが生じた。次にこの細胞が数回分裂し、そのうちの一部はTCRイ rearrangementを完了した。その後、cytokineによる刺激といったような環境側要因によって、その時点で胸腺内に生き残っていた同じmutationを持つ細胞が一斉に異常な増殖を開始したと考えられる。 |
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| 会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
| 内容記述タイプ | Other | |||||
| 内容記述 | 日本分子生物学会2006フォーラム | |||||
| 発表年月日 | ||||||
| 日付 | 2006-12-08 | |||||
| 日付タイプ | Issued | |||||