WEKO3
アイテム
DNA ligase IV siRNAを用いての放射線増感の試み
https://repo.qst.go.jp/records/61549
https://repo.qst.go.jp/records/61549401a8062-1a2c-4fe2-a268-621bc84e2955
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2006-06-28 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | DNA ligase IV siRNAを用いての放射線増感の試み | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
末冨, 勝敏
× 末冨, 勝敏× 藤森, 亮× 高橋, 千太郎× 岡田, 真希× 岡部, 篤史× 岡安, 隆一× 末冨 勝敏× 藤森 亮× 高橋 千太郎× 岡田 真希× 岡部 篤史× 岡安 隆一 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | DNA Ligase IV siRNA を用いての放射線増感の試み \n放射線医学総合研究所・比較環境影響研究グループ 末冨勝敏、藤森亮、同安全研究センター 高橋千太郎、同宇宙放射線防護プロジェクト 岡田真希、岡部篤、岡安隆一 \n【目的】ヒトDNA ligase IVの遺伝子配列に基づいたsiRNAをヒト培養細胞に導入することにより非相同末端結合(NHEJ)修復阻害、及び放射線増感を計る。 \n【方法】 正常ヒト初代繊維芽細胞(HFL III)にDNA 1igase IV siRNAを導入、RNAレベルをリアルタイムRT-PCR法にて、また蛋白レベルをWestern blot、免疫染色法で測定、その結果をsiRNAを導入しないコントロール細胞と比較した。DSB修復の度合いはpremature chromosome condensation (PCC) 法を用いてG0/G1細胞で、またDNA-PKcs 蛋白の自己リン酸化の度合いは、リン酸化特異的な抗体を用い、ligase IV siRNA導入細胞と、コントロール細胞間で比較された。細胞生存率はコロニー形成法で測定・比較された。 \n【結果】 siRNAが導入されたHFL III細胞では、未導入細胞に比べ、RNAレベル、蛋白レベルとも発現の低下が観測された。これはDNA ligase IV抗体による細胞の免疫染色でも明らかになった。X線照射後、PCC法によるG0/G1細胞染色体の初期修復はsiRNA導入細胞では、未導入細胞と比べ明らかに抑制された。さらに、ligase IV siRNA 導入細胞では、DNA-PKcs自己リン酸化が明らかに阻害されていることも確認された。X線照射後の細胞生存率は、siRNA導入細胞で未導入細胞と比べやや低下することも認められた。 \n【結論】 siRNA による DNA ligase IV の発現抑制はヒト細胞のNHEJ修復機構に影響することが確認された。特にDNA-PKcsの自己リン酸化抑制は、現今のNHEJ作用モデルに新たな知見を提供すると考えられる。しかしながら、ligase IV siRNAによる細胞増感に関しては、もう一歩の検討が必要である。現在はヒト癌細胞を用い、同戦略で増感を試みている。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 第11回癌治療増感研究会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2005-05-29 | |||||
日付タイプ | Issued |