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アイテム
薄膜プラズマフィルターによるノナ秒プリパルスの低減
https://repo.qst.go.jp/records/59977
https://repo.qst.go.jp/records/5997706fdbb64-b8b4-463b-95df-fd03eec805e1
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2003-09-25 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 薄膜プラズマフィルターによるノナ秒プリパルスの低減 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
木下, 健一
× 木下, 健一× 木下 健一 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | レーザー生成プラズマにおけるマイクロメートル領域でのプラズマの動きの時間スケールはサブナノ秒からナノ秒のオーダーである。従ってプリプラズマの挙動はナノ秒プリパルスに強く影響される。高強度超短パルスレーザーによるX線発生、イオン発生、電子発生を最適化するためにはプリパルスの制御が必要である。現在ナノ秒レーザーコントラストは106程度であり、コントラストのさらなる向上が望まれる。高強度超短パルスレーザーのナノ秒プリパルスを低減するために、薄膜プラズマ透過の影響を調べた。実験は東大院工原施の12TWレーザーを用いて行った。12TWレーザーシステムからのレーザー光は真空容器内のパラボラミラーによって薄膜標的上に集光される。薄膜透過後の光はもう一つのパラボラミラーによって平行化される。透過強度の時間変化はフォトダイオードで観測される。透過後はスクリーン上に投射され、その横方向レーザープロファイルがCCDカメラで観測される。フォトダイオードで測定したレーザー透過強度の時間変化を示す。入射レーザーは再生増幅器からのナノ秒パルス(シード光なし)であり、集光強度は約5×1012 W/cm2、パルス幅は約8 ns(FWHM)である。標的は厚さ約10μmのポリ塩化ビニリデンである。破線は薄膜なし、実線は薄膜ありの場合の測定結果である。薄膜上へのレーザー集光に伴うプラズマ生成によって入射時のレーザーが遮断されている事が分かる。その後のプラズマの拡散により、レーザー入射から約10 ns後にはレーザー透過率は元の値に戻る。集光強度約1×1018 W/cm2、パルス幅約50 fsのフェムト秒ダブルパルスを用いて同様の実験を行った結果、第一パルスは1/10以下に抑制された、第二パルスはほぼ減衰せずに透過した。 | |||||
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本物理学会2003年秋期大会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2003-09-23 | |||||
日付タイプ | Issued |