{"created":"2023-05-15T14:43:50.586458+00:00","id":59977,"links":{},"metadata":{"_buckets":{"deposit":"030f94ed-95be-4b81-bffa-04337b9bd75e"},"_deposit":{"created_by":1,"id":"59977","owners":[1],"pid":{"revision_id":0,"type":"depid","value":"59977"},"status":"published"},"_oai":{"id":"oai:repo.qst.go.jp:00059977","sets":["10:29"]},"author_link":["596472","596471"],"item_10005_date_7":{"attribute_name":"発表年月日","attribute_value_mlt":[{"subitem_date_issued_datetime":"2003-09-23","subitem_date_issued_type":"Issued"}]},"item_10005_description_5":{"attribute_name":"抄録","attribute_value_mlt":[{"subitem_description":"レーザー生成プラズマにおけるマイクロメートル領域でのプラズマの動きの時間スケールはサブナノ秒からナノ秒のオーダーである。従ってプリプラズマの挙動はナノ秒プリパルスに強く影響される。高強度超短パルスレーザーによるX線発生、イオン発生、電子発生を最適化するためにはプリパルスの制御が必要である。現在ナノ秒レーザーコントラストは106程度であり、コントラストのさらなる向上が望まれる。高強度超短パルスレーザーのナノ秒プリパルスを低減するために、薄膜プラズマ透過の影響を調べた。実験は東大院工原施の12TWレーザーを用いて行った。12TWレーザーシステムからのレーザー光は真空容器内のパラボラミラーによって薄膜標的上に集光される。薄膜透過後の光はもう一つのパラボラミラーによって平行化される。透過強度の時間変化はフォトダイオードで観測される。透過後はスクリーン上に投射され、その横方向レーザープロファイルがCCDカメラで観測される。フォトダイオードで測定したレーザー透過強度の時間変化を示す。入射レーザーは再生増幅器からのナノ秒パルス(シード光なし)であり、集光強度は約5×1012 W/cm2、パルス幅は約8 ns(FWHM)である。標的は厚さ約10μmのポリ塩化ビニリデンである。破線は薄膜なし、実線は薄膜ありの場合の測定結果である。薄膜上へのレーザー集光に伴うプラズマ生成によって入射時のレーザーが遮断されている事が分かる。その後のプラズマの拡散により、レーザー入射から約10 ns後にはレーザー透過率は元の値に戻る。集光強度約1×1018 W/cm2、パルス幅約50 fsのフェムト秒ダブルパルスを用いて同様の実験を行った結果、第一パルスは1/10以下に抑制された、第二パルスはほぼ減衰せずに透過した。","subitem_description_type":"Abstract"}]},"item_10005_description_6":{"attribute_name":"会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等)","attribute_value_mlt":[{"subitem_description":"日本物理学会2003年秋期大会","subitem_description_type":"Other"}]},"item_access_right":{"attribute_name":"アクセス権","attribute_value_mlt":[{"subitem_access_right":"metadata only access","subitem_access_right_uri":"http://purl.org/coar/access_right/c_14cb"}]},"item_creator":{"attribute_name":"著者","attribute_type":"creator","attribute_value_mlt":[{"creatorNames":[{"creatorName":"木下, 健一"}],"nameIdentifiers":[{"nameIdentifier":"596471","nameIdentifierScheme":"WEKO"}]},{"creatorNames":[{"creatorName":"木下 健一","creatorNameLang":"en"}],"nameIdentifiers":[{"nameIdentifier":"596472","nameIdentifierScheme":"WEKO"}]}]},"item_language":{"attribute_name":"言語","attribute_value_mlt":[{"subitem_language":"jpn"}]},"item_resource_type":{"attribute_name":"資源タイプ","attribute_value_mlt":[{"resourcetype":"conference object","resourceuri":"http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f"}]},"item_title":"薄膜プラズマフィルターによるノナ秒プリパルスの低減","item_titles":{"attribute_name":"タイトル","attribute_value_mlt":[{"subitem_title":"薄膜プラズマフィルターによるノナ秒プリパルスの低減"}]},"item_type_id":"10005","owner":"1","path":["29"],"pubdate":{"attribute_name":"公開日","attribute_value":"2003-09-25"},"publish_date":"2003-09-25","publish_status":"0","recid":"59977","relation_version_is_last":true,"title":["薄膜プラズマフィルターによるノナ秒プリパルスの低減"],"weko_creator_id":"1","weko_shared_id":-1},"updated":"2023-05-15T21:58:55.899401+00:00"}