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アイテム
プルトニウム摂取初期治療における1日のZn-DTPA投与回数増加の排泄効果
https://repo.qst.go.jp/records/59821
https://repo.qst.go.jp/records/59821dde7e885-8006-4393-b000-0dab5fb48ef6
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2003-06-28 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | プルトニウム摂取初期治療における1日のZn-DTPA投与回数増加の排泄効果 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
福田, 俊
× 福田, 俊× 飯田, 治三× 阿部, 由美× 吉田, 浩樹× 福田 俊× 飯田 治三× 吉田 浩樹 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 【目的】プルトニウム体内摂取事故例におけるキレート剤療法では、初期に高い除去効果が期待できるCa-DTPAを、その後副作用の低いZn-DTPAへ切り替る方法が多いが、初期からZn-DTPAを用いた方法や1日の投与回数を増加した方法も実施されている。しかし、Zn-DTPAの頻回投与の効果に関しては、事故例では他の方法と比較ができないことから判断しにくい。Zn-DTPAの複数回投与の効果は、とくにプルトニウムの体内移動が緩徐である創傷汚染の治療では期待がされる。本研究では、プルトニウム摂取後のZn-DTPAの投与回数を増加させた場合の効果について検討した。 【方法】プルトニウムを大腿部の筋肉内投与したWistar ラットを5群にわけ、3群にはプルトニウム投与の反対側の筋肉内に30mmol/kg Zn-DTPAを1日にそれぞれ1回、2回、3回投与し、他の1群には30mmol/kg Ca-DTPAの1回投与した。残り1群は対照群とした。第1日目のDTPA投与はPu投与1時間後から開始し、その後Zn-DTPAは4時間おき投与した。投与期間は3日間とし、24時間おきに糞尿を採取し、4日後に安楽死させ、臓器と血清を採取した。 【結果】DTPA投与1日後の糞尿へのPu排泄率は、Ca-DTPA>Zn-DTPA2, 3回投与>Zn-DTPA 1回投与>非治療群の順で高かった。第2, 3日後はZn-DTPA2, 3回投与> Ca-DTPA>Zn-DTPA 1回投与>非治療群であった。3日間の総排泄率は、Zn-DTPA2回投与>Zn-DTPA3回投与=Ca-DTPA1回投与>Zn-DTPA1回投与>>対照群であった。臓器濃度は、肝臓:Zn-DTPA3回投与<Zn-DTPA2回投与=Ca-DTPA<Zn-DTPA 1回投与<Control,骨(大腿骨):Ca-DTPA<Zn-DTPA3回投与<2回投与<1回投与<Control, 腎臓:Zn-DTPA2回投与<Zn-DTPA3回投与<Ca-DTPA<Zn-DTPA1回<Controlの順で低かった。プルトニウムを注射した筋肉ではControl群と各DTPA群の差はみられなかった。脾臓と血清中濃度では個体差が多くかったが、いずれの平均値もControl群に比べてCa-DTPA群が低く、Zn-DTPA2回投与群で高い傾向を示した。 【結論】実験結果から、Zn-DTPAの投与回数は1日2回で、Zn-DTPA3回投与とCa-DTPA1回投与と同じかやや高い除去効果がえられることが認められた。従って、DTPA療法を2日以上続ける場合は、低い副作用のZn-DTPAの1日2回投与が有用であると判断された。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本保健物理学会第37回発表会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2003-06-17 | |||||
日付タイプ | Issued |