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アイテム
原子核のハサミ状振動を探る
https://repo.qst.go.jp/records/58902
https://repo.qst.go.jp/records/58902d9bcb758-94b5-4130-bd05-e057f22c9918
Item type | 一般雑誌記事 / Article(1) | |||||
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公開日 | 2018-11-19 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 原子核のハサミ状振動を探る | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | article | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
静間, 俊行
× 静間, 俊行× 静間 俊行 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | デューク大学HIgS施設で行ったTa-181の透過型の核共鳴散乱実験から、2.28 MeVと2.75 MeVエネルギー領域において、新たに30本のガンマ線を観測し、共鳴準位に強い分散が生じていることがわかった。また、これまでよりも2.8~3.0倍大きな積分散乱断面積が得られた。さらに、共鳴吸収量の測定から、基底状態と励起状態への分岐比を求めた結果、 2.28 MeVと2.75 MeVエネルギー領域おいて、それぞれ、75%と50%の大きな比率で、励起状態へ遷移していることが判明した。Ta-181のシザースモードによる磁気双極子遷移の強度は、これまでの核共鳴蛍光散乱実験から得られている系統値よりも2倍程度大きな値となり、2000年代半ば以降、軽イオン散乱や中性子捕獲反応を用いた測定から得られているM1遷移強度と矛盾しないことがわかった。 | |||||
書誌情報 |
日本物理学会 学会誌 最近の研究から 発行日 2018-11 |