@article{oai:repo.qst.go.jp:00058902, author = {静間, 俊行 and 静間 俊行}, journal = {日本物理学会 学会誌 最近の研究から}, month = {Nov}, note = {デューク大学HIgS施設で行ったTa-181の透過型の核共鳴散乱実験から、2.28 MeVと2.75 MeVエネルギー領域において、新たに30本のガンマ線を観測し、共鳴準位に強い分散が生じていることがわかった。また、これまでよりも2.8~3.0倍大きな積分散乱断面積が得られた。さらに、共鳴吸収量の測定から、基底状態と励起状態への分岐比を求めた結果、 2.28 MeVと2.75 MeVエネルギー領域おいて、それぞれ、75%と50%の大きな比率で、励起状態へ遷移していることが判明した。Ta-181のシザースモードによる磁気双極子遷移の強度は、これまでの核共鳴蛍光散乱実験から得られている系統値よりも2倍程度大きな値となり、2000年代半ば以降、軽イオン散乱や中性子捕獲反応を用いた測定から得られているM1遷移強度と矛盾しないことがわかった。}, title = {原子核のハサミ状振動を探る}, year = {2018} }