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アイテム
セシウムの人畜における動態と排出促進措置
https://repo.qst.go.jp/records/58510
https://repo.qst.go.jp/records/5851005460280-a1db-4252-9862-eb86e98c7151
Item type | 一般雑誌記事 / Article(1) | |||||
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公開日 | 2015-02-20 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | セシウムの人畜における動態と排出促進措置 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | article | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
石原, 弘
× 石原, 弘× 石原 弘 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | ヒトや家畜の体内から人工放射性物質を除去する,い わゆる放射能体内除染技術は,大気圏核実験で生じたさ まざまな放射性物質が大気から降下して地表に生きるす べての動植物を汚染していた1950年頃から開発が進め られてきた.そして,核実験による核分裂生成物の降下 のピークであった1960年代以降,さまざまな物質や薬 物の体内除染効果が報告されてきた1).さらに,1986年 のチェルノブイリ原発事故によって東欧から中欧そして 北欧にかけての穀倉地帯が広域汚染したため,畜産品の 汚染を低下させることを目的として家畜の体内除染研究 が現在も続けられているように,除染技術の開発の必要 性が消失することはなさそうである.一方,今世紀に入っ てからは欧州を中心として,公衆の健康に影響する可能 性のある環境物質などに対する規制が拡がり,古くから 頻用されてきた物質についても,医薬の安全性向上,農 薬の環境負荷の低減,金属や化学物質の環境拡散の防止, 廃棄物処理の適切化など,現代的な改良が求められるよ うになってきた.このことは,放射能除染技術を使用す る際に,その技術自体による健康影響リスクを幅広く評 価することが求められることを意味している. 本稿では薬学・農学分野での応用の観点から,人畜に おける放射性セシウムの体内動態に基づいて,被ばく軽 減措置の原理と特徴,注意点などを解説する. |
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書誌情報 |
生物工学会誌 巻 92, 号 5, p. 213-216, 発行日 2014-05 |
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ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 0919-3758 |