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アイテム
固体飛跡検出器中に形成される重イオントラックの構造分析
https://repo.qst.go.jp/records/55966
https://repo.qst.go.jp/records/559660a91b799-5398-4380-805d-ba85de302014
Item type | 一般雑誌記事 / Article(1) | |||||
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公開日 | 2015-12-22 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 固体飛跡検出器中に形成される重イオントラックの構造分析 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | article | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
山内, 知也
× 山内, 知也× 楠本, 多聞× 池永, 龍之介× 安田, 修一郎× 小平, 聡× 北村, 尚× 山内 知也× 楠本 多聞× 池永 龍之介× 安田 修一郎× 小平 聡× 北村 尚 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | ポリアルルジグリコールカーボネート(PADC)をはじめとする種々の高分子系飛跡検出器中に形成されるプロトントラックの構造上の特徴を分析化学的に明らかにし、重イオントラックに関する結果との総合的な比較検討を通じて、イオントラック形成機構解明のための基礎的知見を得ることを目的とする。関連するPADCについてのHIMACからのプロトンと重イオンを利用した研究を振り返ると、阻止能領域では10~12000keV/μmの領域での分析に取り組んできたが、今回実施した30MeVプロトンの阻止能は2.5keV/μmであった。放射線感受性が最も高いエーテル基に着目すると、その損失の実効的トラックコア半径は0.26nmであり、同損失の放射線化学収率(G値)は100eVあたり24であった。このG値は、Co-60線源からのガンマ線や5.7MeVプロトン照射における値よりも有意に高い。高いエネルギー重イオン照射ではG値が高くなり、高エネルギー電子線照射では相対的にそれが低くなっていたことから、トラックハロー領域(あるいはペナンブラ領域)において、減速によって生じる低エネルギー電子が効率的に分子鎖を切断していると推察されていたが、今回の結果はこの見方を支持するものである。 | |||||
書誌情報 |
平成26年度 サイクロトロン利用報告書 p. 44-47, 発行日 2015-11 |
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関連サイト | ||||||
識別子タイプ | URI | |||||
関連識別子 | http://web.nirs.go.jp/HomePage/Jyuryushi/cyc/sr/sr_26.pdf | |||||
関連名称 | http://web.nirs.go.jp/HomePage/Jyuryushi/cyc/sr/sr_26.pdf |