WEKO3
アイテム
粒子線照射によるカンキツ変異体DNA多型検出について
https://repo.qst.go.jp/records/48313
https://repo.qst.go.jp/records/4831330ad211a-492a-46f1-8189-c2228ce3ead2
Item type | 学術雑誌論文 / Journal Article(1) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
公開日 | 2017-08-21 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 粒子線照射によるカンキツ変異体DNA多型検出について | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | journal article | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
松山, 知樹
× 松山, 知樹× 戒崎, 俊一× 和田, 智之× 北村, 尚× 下川, 卓志× 八幡, 昌紀× 松山 知樹× 北村 尚× 下川 卓志 |
|||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 陽子線やイオンビーム等の粒子線は、強度・照射野・照射深度の制御可能という特徴を有し、既にガン治療をはじめとする医療分野で実用化されている。植物分野でも変異体誘発・育種に利用され、多々の新品種が育成されてきた。一方で、我々は粒子線照射後に形態・形質に変異のなかった植物体からDNA多型を検出し、品種「内」識別に相当するDNAマーカーを開発してきた。これを「DNAマーキング」とし、キク、シンビジウム等の花卉類を中心に事例を重ねた、これらの成果をもとに、現在、同じ栄養繁殖性の木本植物において同様の展開を試みている。木本のモデルとして、「多胚性」と呼ばれる形質を有したカンキツを供試した。この形質は1つの種子から2つ以上の芽を出す現象であり、胚のうを取巻く珠心細胞から胚(珠心胚)を生じる無生的生殖に起因する。珠心胚の発生により、受精があった場合、1つは受精胚となり残りは珠心胚由来の母系クローンとなり。この特徴を活用し、根の損傷回避を図った地上部のみへの粒子線照射を行い、DNAマーキングを進めた。その結果、キメラ(モザイク)性の解消された変異体やゲノムDNAの変異誘発の確認に至っている。この過程で、受精胚由来と考えられる植物体が見出されたため、ここでは育種利用を鑑みたDNA多型解析と併せて報告する。 | |||||
書誌情報 |
DNA多型 巻 25, 号 1, p. 71-74, 発行日 2017-01 |
|||||
出版者 | ||||||
出版者 | 日本DNA多型学会 |