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アイテム
根圏土壌におけるCsおよびSrの可給性に及ぼす植物生育ステージの影響
https://repo.qst.go.jp/records/44140
https://repo.qst.go.jp/records/44140a60711e3-d317-4ec8-aa0d-3132bb091f24
Item type | 学術雑誌論文 / Journal Article(1) | |||||
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公開日 | 2006-06-05 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 根圏土壌におけるCsおよびSrの可給性に及ぼす植物生育ステージの影響 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | journal article | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
中丸, 康夫
× 中丸, 康夫× 中丸 康夫 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | CsおよびSrの土壌-植物移行における、植物生育段階の影響について、ダイズを用いたポット栽培試験によって検討した。ダイズ植栽区と無植栽区を設け、生育期間中のMg、K、Ca、SrおよびCsの土壌溶液中濃度、植物中濃度、および蒸散量を測定した。植物生育にともない、土壌溶液中のMg、K、Ca、SrおよびCs濃度は減少した。Mg、Ca、KおよびSrの濃度低下は植栽区で顕著であり、ダイズによる吸収により、土壌溶液中の濃度が減少したと考えられる。一方でCsについては、植栽区と無植栽区との差は少なかった。蒸散量から各元素のマスフローによる根表面への移動量を計算し、実際の吸収量と比較したところ、Csについては、根近傍(根圏)においてCsの吸収が阻害され、それは生育後半においてより顕著となることが示された。根密度 の高い小スケール栽培により、根圏土壌におけるCs、Srの可給性について検討した結果、根圏において局所的にCs の分配係数(Kd)が増加することが示された。これらの結果から、長期的な栽培においては、栽培にともなう根圏のK濃度減少にともない、根圏においてCsの固定が促進され、生育後半にはCsの可給性が減少したものと考えられる。こうした根圏における可給性の低下はSrについては認められなかった。 謝辞 本研究の一部は、資源エネルギー庁放射性廃棄物共通技術開発調査費の予算で行われた。 |
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書誌情報 |
Radioisotopes 巻 55, 号 3, p. 125-133, 発行日 2006-03 |
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ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 0033-8303 |