WEKO3
アイテム
ビタミンE類縁体アニオンによる電子移動還元反応
https://repo.qst.go.jp/records/63758
https://repo.qst.go.jp/records/63758197b81bd-1dfa-4ca4-8dc9-bb2fd172f4a4
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
公開日 | 2010-01-25 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | ビタミンE類縁体アニオンによる電子移動還元反応 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
中西, 郁夫
× 中西, 郁夫× カビル, ゾーダー× 大久保, 敬× 稲見, 圭子× 松本, 謙一郎× 望月, 正隆× 福原, 潔× 奥田, 晴宏× 福住, 俊一× 小澤, 俊彦× 安西, 和紀× 中西 郁夫× カビル ゾーダー× 稲見 圭子× 松本 謙一郎× 小澤 俊彦× 安西 和紀 |
|||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 我々は以前に、塩基存在下、ビタミンEのモデルであるPMC (2,2,5,7,8-pentamethylchroman-6-ol)から生じるPMCアニオンが分子上酸素を電子移動還元し、活性酸素種の1つであるスーパーオキシドアニオンが生成することを明らかにした。しかし、PMCアニオンの酸化還元挙動については不明な点が多く残されている。本研究では、PMCアニオンの強力な還元力に注目し、PMCアニオンによるラジカル消去反応および電子移動還元反応について検討した。 嫌気性条件下、アセトニトリル(MeCN)中、25℃で、PMCにメトキシドアニオンを加えると、294 nmの吸収の減少に伴って325 nmの吸収が増大し、PMCアニオンが生成した。この溶液にDPPH (2,2-diphenyl-1-picrylhydrazyl)ラジカルを加えると、DPPHラジカルは非常に効率良く消去された。この反応は非常に速く、ストップトフロー法でも追跡することができなかった。次に、PMCアニオンのMeCN溶液に電子受容体として種々の置換基をもつp-ベンゾキノン誘導体を加えると、422 nmの吸収の増大が観測され、対応するセミキノンラジカルアニオンが生成した。これはPMCアニオンがp-ベンゾキノン誘導体を一電子還元したことを示している。これらの反応をストップトフロー法により追跡し、PMCアニオンからp-ベンゾキノン誘導体への電子移動速度定数を決定し、PMCアニオンの電子移動特性について詳細に検討したので報告する。 |
|||||
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 第21回ビタミンE研究会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2010-01-23 | |||||
日付タイプ | Issued |