@misc{oai:repo.qst.go.jp:00063758, author = {中西, 郁夫 and カビル, ゾーダー and 大久保, 敬 and 稲見, 圭子 and 松本, 謙一郎 and 望月, 正隆 and 福原, 潔 and 奥田, 晴宏 and 福住, 俊一 and 小澤, 俊彦 and 安西, 和紀 and 中西 郁夫 and カビル ゾーダー and 稲見 圭子 and 松本 謙一郎 and 小澤 俊彦 and 安西 和紀}, month = {Jan}, note = {我々は以前に、塩基存在下、ビタミンEのモデルであるPMC (2,2,5,7,8-pentamethylchroman-6-ol)から生じるPMCアニオンが分子上酸素を電子移動還元し、活性酸素種の1つであるスーパーオキシドアニオンが生成することを明らかにした。しかし、PMCアニオンの酸化還元挙動については不明な点が多く残されている。本研究では、PMCアニオンの強力な還元力に注目し、PMCアニオンによるラジカル消去反応および電子移動還元反応について検討した。 嫌気性条件下、アセトニトリル(MeCN)中、25℃で、PMCにメトキシドアニオンを加えると、294 nmの吸収の減少に伴って325 nmの吸収が増大し、PMCアニオンが生成した。この溶液にDPPH (2,2-diphenyl-1-picrylhydrazyl)ラジカルを加えると、DPPHラジカルは非常に効率良く消去された。この反応は非常に速く、ストップトフロー法でも追跡することができなかった。次に、PMCアニオンのMeCN溶液に電子受容体として種々の置換基をもつp-ベンゾキノン誘導体を加えると、422 nmの吸収の増大が観測され、対応するセミキノンラジカルアニオンが生成した。これはPMCアニオンがp-ベンゾキノン誘導体を一電子還元したことを示している。これらの反応をストップトフロー法により追跡し、PMCアニオンからp-ベンゾキノン誘導体への電子移動速度定数を決定し、PMCアニオンの電子移動特性について詳細に検討したので報告する。, 第21回ビタミンE研究会}, title = {ビタミンE類縁体アニオンによる電子移動還元反応}, year = {2010} }