WEKO3
アイテム
ヌクレオソームDNAの配列依存的アンラッピングのFRET解析
https://repo.qst.go.jp/records/86320
https://repo.qst.go.jp/records/863203a986c6e-b987-41cd-8202-8155b1bd8712
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2022-04-21 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | ヌクレオソームDNAの配列依存的アンラッピングのFRET解析 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
角南, 智子
× 角南, 智子× 河野, 秀俊× Tomoko, Sunami× Hidetoshi, Kono |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | ヌクレオソームは真核生物のクロマチンの最も基本的な構成要素で、約150bpのDNAがヒストンたんぱく質に巻き付いている。我々は以前の研究において酵母転写開始点の+1ヌクレオソームの塩基配列解析を行い、AA/TT配列がentryサイトによく観察されることを見出した。更に、酵母と同じ塩基配列を持つ+1ヌクレオソームを再構成し、AA/TT配列がMNaseによって切断されやすいことを見出した。本研究では、この分子メカニズムをより詳細に解明するために、ヌクレオソームのentry/exitサイトに連続するAA/TT配列、もしくはそのコントロールとしてTA配列を導入したヌクレオソームを設計し、塩添加によるアンラッピングのしやすさを調べた。TCSPC法を用いてFRETを測定し、DNAの末端とdyad付近に導入した蛍光分子間の距離とその分布を解析した。その結果、TA配列を有するヌクレオソームは塩添加による感受性が低く、500 mM のKClを添加した辺りから徐々に剥がれていった。一方、AA/TT配列を有するヌクレオソームでは300mM添加付近から急速にDNAが剥がれ始めた。更に、EtBrを加えたヌクレオソームの分解アッセイからも、TA配列に比べてAA/TT配列を有するヌクレオソームがより分解されやすいことが分かった。これらの結果から、entryサイトのAA/TT配列はヌクレオソームの巻き付いた状態の安定性を低下させるため、entryサイト側からのDNAの解離が起こると考えられる。 | |||||
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 第22回日本蛋白質科学会年会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2022-06-08 | |||||
日付タイプ | Issued |