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アイテム
パーキンソン病関連蛋白質α-シヌクレインの「非構造生物学」構築
https://repo.qst.go.jp/records/85929
https://repo.qst.go.jp/records/8592946f50cfa-3e91-407f-a00d-ab35b1035649
Item type | 一般雑誌記事 / Article(1) | |||||
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公開日 | 2021-07-16 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | パーキンソン病関連蛋白質α-シヌクレインの「非構造生物学」構築 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | article | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
藤原, 悟
× 藤原, 悟× Satoru, Fujiwara |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | パーキンソン病発症には、α-シヌクレイン(αSyn)と呼ばれる蛋白質の線維状異常凝集体(アミロイド線維)形成が密接に関連する。疾病発症の分子機構解明には、αSynのアミロイド線維形成機構、特に凝集開始機構の解明が不可欠である。αSynは天然変性蛋白質であるため、単量体のふるまいが凝集開始に直結している。特定の構造を持たない変性状態の蛋白質のふるまいの特徴づけには、構造分布や構造の揺らぎ(ダイナミクス)そのものを明らかにする「非構造生物学」を構築しなければならない。筆者らは、小角散乱及び中性子準弾性散乱を組み合わせて、天然変性蛋白質の構造・ダイナミクス解析を行う新しい手法を開発した。この手法を用いてαSyn単量体のふるまいを調べ、αSynのアミノ酸主鎖のセグメント運動が重要であることを示した。本稿では、このαSynの「非構造生物学」を紹介すると共に、この手法の発展可能性について議論する。 | |||||
書誌情報 |
細胞 巻 53, 号 9, p. 70-73, 発行日 2021-07 |
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出版者 | ||||||
出版者 | ニューサイエンス社 |