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アイテム
異種イオン二重照射による SiO 2 アモルファス内での合成ナノ粒子の微細構造および光学特性の照射順依存性
https://repo.qst.go.jp/records/84096
https://repo.qst.go.jp/records/8409648fea869-51af-402d-8f4e-d0787f2e581b
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2021-12-03 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 異種イオン二重照射による SiO 2 アモルファス内での合成ナノ粒子の微細構造および光学特性の照射順依存性 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
山田智子
× 山田智子× 岩瀬彰宏× 松井利之× 前川, 雅樹× 河裾, 厚男× 谷本久典× 堀史説× Masaki, Maekawa× Atsuo, Kawasuso |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 金属ナノ粒子は結晶の周期性の低さからバルク金属とは異なり,量子効果と呼ばれる電子状態に特異な性質を発現する場合がある.その性質から表面プラズモン共鳴吸収による着色や磁性などを持つ新規機能性材料として注目されている.イオン注入は固体内に金属ナノ粒子を合成する事が可能であるが,その生成過程について統一的な解明はなされていない.また,イオン注入照射では局所的高密度エネルギーがイオンと同時に付与され瞬時にエネルギーが拡散するため非平衡状態が残留する場合があり,新規機能性粒子の創成が期待される.この方法で複数の異なるイオンを堆積させた場合の生成物の構造についての研究例は極めて少ない.そこで,本研究ではイオン注入で透明ガラス内に2種類の金属イオンを照射し,その際の照射順序を入れ替えた場合に生成するナノ粒子の特性や微細構造について評価した.量研高崎のイオン注入器にて380keVのAgイオンと200keVのNiイオンを同一SiO2試料に順番に照射し,その照射順序を入れ替えた試料を作成した.Ni,Agの順に照射した試料はAgイオンのみ照射した試料に生成するAg粒子の表面プラズモン共鳴(SPR)ピーク位置と分布に大きな違いは見られなかった.一方でAg,Niの順にイオン照射した試料は,AgのSPRピークに比べピーク位置が低波長側にシフトし分布幅も広がることがわかった.また,微小角X線回折の結果も照射順序を入れ替えた試料の回折パターンが異なっており,照射順序によって生成ナノ粒子の構造に違いが現れ,その光学特性にも違いが生じることがわかった.X線小角散乱(SAXS)にも照射順で違いが認められた.以上の結果より,ナノ粒子の複合化には照射順序が影響し,粒径や微細構造に生じた違いが光学特性に反映されることがわかった. | |||||
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | QST 高崎サイエンスフェスタ 2021 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2021-12-07 | |||||
日付タイプ | Issued |