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アイテム
JT-60SA用ヘリウム冷凍システム ―コイル通電試験における熱性能評価―
https://repo.qst.go.jp/records/83280
https://repo.qst.go.jp/records/832808dfa1ce0-58a7-41c7-bd5d-3172980b593f
Item type | 学術雑誌論文 / Journal Article(1) | |||||
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公開日 | 2021-05-25 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | JT-60SA用ヘリウム冷凍システム ―コイル通電試験における熱性能評価― | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | journal article | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
濱田, 一弥
× 濱田, 一弥× 福井, 良磨× 河野, 勝己× 夏目, 恭平× 大西, 祥広× 大都, 起一× Kazuya, Hamada× Kazuma, Fukui× Katsumi, Kawano× Kyohei, Natsume× Yoshihiro, Onishi× Kiichi, Otsu |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | わが国は,将来のエネルギー源として期待されている核融合エネルギーの早期実現を目指す取り組みとして,2007年に日欧間で幅広いアプローチ(Broader Approach:BA)協定を締結した.本協定の一環として,量子科学技術研究開発機構は,超伝導コイルを用いた磁場閉じ込め型核融合実験装置JT-60SAを那珂核融合研究所に欧州と協力して建設した.装置の組み立ては,2020年3月に完了し,現在,システム全体の統合コミッショニングが進行中である.JT-60SAの超伝導コイルは4.4 K(-269℃)で動作するため,装置は断熱真空容器(クライオスタット)内に設置された. ヘリウム冷凍機は4.5 K換算で9.5 kWの冷凍能力を有し,超伝導コイル,サーマルシールド,高温超伝導電流リードおよびクライオポンプに冷媒を供給する.2016年にヒーターを用いた冷凍機単独性能試験を実施し,所定の冷凍性能を有することを確認した.2020年3月には冷凍機と被冷却体が低温配管によって接続され,システム全体が完成し,同年10月よりクールダウンを開始した.本冷凍システムの特徴は,圧縮機やタービン膨張機を安定に運転するため,超伝導コイルで発生する熱負荷による低温ヘリウムの過渡的な変動をこれらの回転機器の制御範囲内になるよう,制御できることである2).ITERの超伝導コイルにおいても変動熱負荷が発生するため,JT-60SAでの大型コイル冷却の経験は,ITERの安定な運転のための有用な情報になると考えられる.本論文では,冷凍機システムの概要と試運転の結果として変動熱負荷時,冷凍機を安定に運転するための戻り寒冷の制御に関する実証試験の結果を説明する.また,既に超伝導コイルに冷却が開始されており,コイル通電中の冷凍機システムの熱バランスの評価結果について報告する. |
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書誌情報 |
低温工学 巻 56, 号 4, p. 215-221, 発行日 2021-07 |
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ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 0389-2441 | |||||
DOI | ||||||
識別子タイプ | DOI | |||||
関連識別子 | 10.2221/jcsj.56.215 | |||||
関連サイト | ||||||
識別子タイプ | URI | |||||
関連識別子 | https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcsj/56/4/56_215/_article/-char/ja |